〇運命を共に ページ14
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目の前の彼はライブ中とは思えない顔をしている。
「うみ、」
海「.....」
『デビューのことは誰にも言うな』
それは家族はもちろん、他のJr.にもバレてはいけなくて。
今までなんでも言い合えていた彼にもそれだけは言えない。
デビュー発表後、セット裏で顔を合わせた私たちは無言。
まぁ、予想はしていた。
海人がプライドをもってこの仕事をしているのは知っていたし、私も逆の立場だったら素直に喜べないだろう。
それでも海人は優しいから。
海「...おめ、でとう」
「、ありがとう」
海「俺も負けない、絶対追いつく、いや追い越すから。」
「っ、うん」
しっかり目を見て言ってくれた。
「ギューして」
海「いや、みんないるし」
「大丈夫だって」
海「そこに樹くんいるし」
「今は関係ないもん、早く」
海「後でごちゃごちゃ言われても俺知らないから」
両手を広げで待つ私を包み込むように抱きしめてくれて。
まだ私のわがままにも付き合ってくれる。
樹「A、行くぞ」
「はーい」
案の定、こちらを見ていた樹が焦ったように声をかけてくる、スタンバイはまだ先なのに。
その目は真っ直ぐ海人を睨んでいる。
海「最悪、絶対目つけられた」
「大丈夫、全部私のせいだから」
海「一蓮托生だろ、ほら行ってこい」
...よくそんな言葉知ってるね
さっきまで俺知らないからとか言ってたくせに、ずるい。
どうせアニメで覚えたんだろうけど
樹「ニヤニヤしてる」
「してないよ」
樹「してる、海人と何話した」
「別に、おめでとうって」
樹「ふーん」
「聞いたくせに興味無し？」
樹「いや、あるけど今考えたら嫉妬でステージ出れなくなるから」
「....」
樹「聞いたくせに無言かよ」
「、はずかしい」
樹「ふは、またニヤニヤしてる」
「今の顔絶対やばい」
樹「んなことねぇよ、かわいい」
「だからっ！やめて！」
今までもこれからも海人は私の親友。
恋愛に発展することは絶対にない。
一蓮托生、か、
...なんか嬉しいかも
パチンと頬を叩いて気合を入れなおす。
海人に、トラビスに追い越されないように私も頑張らなきゃ。
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萩花(プロフ) - 再公開待ってました…！ありがとうございます(T . T)❤︎幸せです！ (2021年11月5日 9時) (
レス) @page48 id: 24d453562d (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 毎回更新楽しみです！！誰もとくっついても満足できそうな気がします、、！笑 (2020年2月3日 2時) (レス) id: 9e83e52e35 (このIDを非表示/違反報告)
0330 - じゅりくんと幸せになってほしいです！ (2020年2月2日 8時) (レス) id: e8c7e5fc78 (このIDを非表示/違反報告)
すかいぶるー - めっちゃ面白いです！大人の関係がちょこちょこ入ってくるのが溜まりません！(*´ω`*)ふっかどうくっついてあげてほしーなー (2020年1月13日 22時) (レス) id: 5c8f53d0be (このIDを非表示/違反報告)
なあ - じゅりとくっついて欲しいです。。 (2020年1月8日 17時) (レス) id: e8a34520ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美 x他1人 | 作成日時：2019年7月26日 0時
