占いツクール
検索窓
今日:244 hit、昨日:70 hit、合計:145,285 hit

82 ページ34

.


「もうすぐ夕飯の時間やで」
『あ、じゃあ行ってきます!』

食堂まで行くと、もう既に机の上に並んでいる料理。

私の席まで近付き、前に用意されているシチューに入れた。…よし、これで良いはず…!!
数秒後、賑やかな声と共に扉が開いて幹部の人達が入ってきた。
その中には偽物もいて、一瞬私の方を見たけどすぐに視線を戻した。

楽しそうに話したりしているのを眺める。
偽物を見たらなんかイライラするから、なるべく見ないように。

全員が食べ終わった頃、偽物は眠そうにしていた。…これはしっかり効いてるよね?

「…Aさん、どうしたん?」
「…少し、眠くて……」
「あー、最近連れ回してばっかやったし疲れたんかな。部屋連れてくで」
「…すみません、ありがとうございます…」

ロボロさんと偽物が席をたち、部屋を出て行く。
しんぺいさんがその後に「そろそろ部屋に戻るね」と言い、部屋を出て行く。それに私もついていき、部屋を出る。

客室がある方からロボロさんが帰ってくるのを見つけた。


「ロボロ、ちょっといいかな?」
「ペ神…?…ええけど、どしたん?」
「ちょっとね。医務室来てくれる?話したいことがあって」


しんぺいさんが上手く医務室に連れていってくれた。「ちょっと待ってね、そこ座って待ってて」とベッドに指さしてカーテンを閉めたしんぺいさん。
ベッド横のミニテーブルには紙とペンが置いてあった。

意を決してミニテーブルに近寄り、ペンに手を伸ばす。
ペンを握らず、転がしてわざと床に落としてみる。


「………」

ロボロさんは無言でペンを拾い、ミニテーブルに置く。
これでミニテーブルを意識したはず…!!

緊張しながらもペンを握り、紙に文字を書く。


“本物の私は、ここに居ます”


そう書くと、見て貰えるようにペンを乱暴に置き、音を立てる。


「………」

ロボロさんは無言で紙を手に取ると、じっと見つめていた。
…何か、返事を来るまで待とう。

ロボロさんは何も言わず、その紙をじっと見つめるだけ。

……え、文字は見えてる…よね?
少し不安になってきた。

83→←81



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (331 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
834人がお気に入り
設定キーワード:wrwrd , 軍パロ , rbr
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

零音(プロフ) - ゆずゆさん» 泣いていただけたんですか…?!ありがとうございます…!! (1月19日 23時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずゆ(プロフ) - 泣いちゃったじゃねぇですかぁ……面白いです。完結おめでとうございます (1月19日 2時) (レス) id: 6e2976f246 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ぺ助さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです…!どんどん妄想膨らませちゃって下さい…!! (1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - まっくろさん» ありがとうございます!! (1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ぽむさん» 初めて…!?ありがとうございます!続きを検討しておきますね…!! (1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:零音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年10月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。