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「……いや、でもロボロが偶に一人で喋っとるしワンチャン…」
見られてた…！？
…いや、まぁ結構話してたもん、仕方ない。うん。
なんならここの部屋にダクトがあるし…もしかしたらゾムさんがこっそり来ていて、ロボロさんと私が喋っているところを見ていたかもしれない。
…それならロボロさんにやっぱり迷惑かけているのでは？
コネシマさんにクスリやってるのか疑われたように、また疑われる可能性も少なくは無い。…もし私が普通の人間だったとして、知り合いが一人で話していたら確実に“あの人クスリやってる？”と思うし。
…だって独り言にしてはちょっとおかしいし。
「……こいつ怖がりのくせにポルターガイストが…とか言わへんもんな…。…そもそもこの現象は初めてなん…？」
鬱さんが凄い考えてる…。
私はそっとロボロさんの元に行き、耳元に口を寄せる。
『あの、すみませーん…起きてくださーい…』
揺さぶる訳にはいかないし…大声でロボロさんを起こして、それに驚いたロボロさんが叫ぶ…なんて事になる可能性もあるから大声で起こせないし…。
『起きてー……起きてくださーい…。………起きてください！！』
「！？」
『あっ…、今鬱さんが居るので…何とかしてください…』
つい大声を出してしまった。
ロボロさんは起きてくれた。「鉄扉勝手に開くもんなん…？」等と呟いている鬱さんを見て状況を理解したのか、頷いたロボロさん。
「…大先生、どうしたん？」
「あ、起きたん？…なんかな、さっき鉄扉勝手に開いて閉まってん…」
「…疲れてんちゃう？」
「いや、確かに開いて閉じてん…」
「……あれちゃう？大先生女に恨まれて生霊飛ばされてんちゃうか？」
「………いやいやいやいやいや、まさかそんな…」
そう言いながら目を逸らした鬱さん。
…これは心当たりがある系ですか？
よし、この調子で適当に…！
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零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
