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ごちそうさま*灯夢__さかし ページ4

【いきなりの展開、申し訳ない】

休日の朝は少し遅く起きる。平日の疲れがたまりにたまって眠たいのだ。 支度をのろのろとして朝ごはんを食べに降りた。

ほとんど皆さんは出かけており…って誰もいない。寝てる人達もいるからか。


いただきます、と挨拶をして食パンをかじった。

サクッ 「!」

焼き加減が風味も音も少し違って。目玉焼き、サラダ、ベーコン。洋食の中でも定番だが

「お、美味しい」

とぼそりと呟いて更に食べすすめる。



「うまいか?」

ガタリと音を立てて隣の席に座った、灯油先輩が聞いてきた。なぜ先輩が聞いてくるのかはわからないが確かに美味である。

とにかくこくこくと首を縦に振りった。先輩は少し微笑んでぼーっと私を見ていた。



***




いきなり上から大きな音がして「おはよう、優」と先輩が。ガチャりとドアを開けたのは彼の妹でおなじみの優ちゃんだった。


「おはようお兄ちゃん!」
「優、いつもいつも朝うるさい」



優ちゃんも席に座って朝ごはんを食べ始めた。先程と同じくサクッと音が聞こえたら、食パンは彼女の口の中。

「お兄ちゃん朝ごはん担当だっけ?」

「あぁ、料理できる人皆でどっか行ってて。簡単なものしか無理だけど」

料理できたの?!

お前ら起きるの遅いんだよ、だなんて付け加えられて二人でゔ…となった。


そして先輩は私の目の前に何かを置き、「これ、ナノさんから。豆乳プリンですってよ」ぶっきらぼうに告げた。

一口分すくって食べると、すごく美味しい。思わず頬が緩む。

お腹もいっぱいになったところでごちそうさまでした、と挨拶をする。

優ちゃんが部屋に戻ったあと、私も一旦帰ろうかな…と席を立ったら。




「A、ちょっといいか」

少しすねた顔でこちらを伺いながら。今の先輩はそんな感じだった。




「俺の料理、不満だった?」
「えっあ、そんなわけ…!」

いきなりの質問に戸惑う。会話を挟みながら追い詰められていく、なんでこんな展開になってしまうの。


ボフッ

柔らかい音と共にソファーに追い詰められた。先輩は子供らしさがいつもよりあって。

可愛い……じゃなくて!!!


「せ、先輩どうして」
「いつもみたいに当ててみろよ、ほら?」

顔が近くて先輩の息が少しかかって、胸の高鳴りが止まらない


「あっわかっ」

わかった、って言おうとしたら先輩はクスリと笑った。

?





【Aの色んな表情、ごちそうさま。】

嗚呼、またしても彼には勝てないようで。

「今はまだ」*遼夢___宇宙音→←夜、星 *天月 ___すみれ(藤)



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きら - かしたろさんみたいです!! (2014年11月17日 18時) (レス) id: ea71c3d1ac (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - そらるさんとのが見たい!! (2014年11月15日 9時) (レス) id: bed5eb6209 (このIDを非表示/違反報告)
亜風炉勇気(プロフ) - 嫉妬りぶさんやばいです。(真顔← 灯油さんとのが見てみたいです! (2014年10月24日 23時) (レス) id: 99da9819b3 (このIDを非表示/違反報告)
雨森 - ヤバすぎデス/// まふまふsとのがみてみたいです! (2014年10月22日 15時) (レス) id: 5c28c0dcfa (このIDを非表示/違反報告)
chalo - 嫉妬りぶさんが、破壊力やばいですね。なんてイケメンなんでしょう。素敵です。 (2014年10月19日 21時) (レス) id: ac41601df8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:特別寮見守り隊 | 作成日時:2014年10月15日 23時

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