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根津「やあ！初めましてだね徳丸さん」
「あ、いえこちらこそ初めまして…」
入学式出てないから知らなかったな…
こんなに可愛らしい校長先生だったなんて
根津「そんな緊張しなくていいよ。君と話したかっただけだからね！」
「私ですか…？」
相澤「……校長、リカバリーガール、そして俺はお前に確認しなくてはいけないことがある」
「はい」
確認しなくてはいけないこと……やっぱり
「……私の個性について、ですよね」
相澤「まあ…それに近しいものではある」
根津「個性については話したくなければ話さなくていい…そういうスタンスでいこうと思っていたのさ！ただ……今回の怪我については見逃せなくてね」
怪我…？確かに酷いところもあったけど見逃せないほどって感じだったかな………
リカバリー「今回の事件、あんたは相澤の怪我を治したらしいね？」
「…………はい。私が個性をつかって治しました」
リカバリー「おかげで相澤は後遺症もなく助かった。ただ、あんたの身体に変化が起こってるんだよ」
「身体に変化…？そんなの何も……」
ずっと寝てたから体力は落ちたけど……
「確かにちょっと体力は落ちましたけど変化ってほどのことでは…？」
リカバリー「病院で検査した時に分かったんだよ。あんたの身体の細胞が大量に死にかけてることが」
「死…！？……でもそれって普通の人たちもなってるんじゃ……」
リカバリー「確かに私達の身体で細胞死というのは行われているよ。いわゆる制御された細胞死__アポトーシス、ネクローシスなどだね。ただ………今回のあんたの身体で起こっている細胞の死はそういったものじゃなかった」
相澤「……お前はアルツハイマー病などの神経疾患の原因を知ってるか」
「アルツハイマー…？認知症の一種の…」
相澤「そうだ。原因ははっきりしていないが、細胞死が多いことで脳に余分な成分がたまってそれをきっかけに…という説がある。要するに………細胞死が常人よりも多く行われる、というのはお前の身体に悪いってことだ」
「身体に、悪い……」
リカバリー「幸い死にかけてる細胞はすぐ回復したよ…若いからだろうね。でもこれからもそうとは限らない」
根津「こちらとしては君を一人前のヒーローにする以上、このまま見過ごすわけにはいかない。徳丸さん……これから君が立派に、安全に育つことが出来るように。君の"個性"について、教えてほしい」
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箱推しになりがち人間(プロフ) - この小説の相澤先生が一番好き、、 (2022年2月6日 9時) (
レス) @page3 id: 9c39c484b8 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！読んでてすごく楽しいです！更新待ってます！ (2021年11月25日 14時) (レス) @page2 id: 8b77a302af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さと | 作成日時：2021年10月26日 14時
