第二百二十八話 ページ44
〜久々知side〜
あ、そういえば。
久々知「そういえば、カナ先輩。さっき廊下ですれ違った時に、今日は実習があるから委員会活動の内容を言われたんだった。」
*☼*―――――回想*☼*―――――
次の授業は実技の授業で外だったから、外に出るために廊下を歩いてたんだ。丁度、勘右衛門はトイレに行っていた頃だったな。
先に行っといてくれって言われたから、先に外に出る事にしたんだ。
久々知『あ、カナ先輩。おはようございます!』
俺が歩いていると前から、カナ先輩が歩いて来られたから、挨拶をしたんだ。
氷上『兵助、おはよう。これから実技の授業か?』
久々知『はい、そうなんです。実技の授業で、組手をするんですよ。』
昨日俺達は、実技教科担当教師の木下鉄丸先生に今日することを聞いていたから、カナ先輩に組手をすると教えた。
氷上『そうか、頑張れよ。じゃあ、あたしは行くから。』
久々知『はい、ありがとうございます。』
そう言って歩き出したカナ先輩。時間はまだあるから、見送ってから俺も行こうと思って見送っていると、
氷上『あ。そうだ、兵助。』
久々知『はい、どうかしたんですか?』
もうすぐ角を曲がろうとしたところで、何かを思い出したように俺を呼び止めた。そしてこっちに向かって歩いて来られた。
歩かせてばかりはいけないと思い、カナ先輩の歩く距離が短くなる様に、俺も歩いた。
氷上『あぁ。今日は六年生は外に出て課外授業があるんだ。だから、今日の委員会は遅れそうなんだ。で、先に進めておいてくれ。
今日の活動は、火薬庫の扉に貼ってある【火気厳禁】の貼り紙を読むこと、以上だ。ちなみに、四年は組の斉藤タカ丸も、今実習に出ている。
結構かかるとは聞いているが、いつ帰ってくるかは分からない。いなかったら、遅れて来るだろうと思っていてくれ。じゃあ、よろしく頼んだぞ。』
久々知『はい、わかりました!』
*☼*―――――回想終わり*☼*―――――
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*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2022年7月3日 12時