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第二百二十三話 ページ39

〜カナside〜

七松「あ、いたいた!お前たち、こんな所で何で転けてるんだ?」

立花「お前たちが早く来ないから、伝子さんがプリプリ怒っていたぞ。」

お父上…いや、伝子さんがプリプリ怒っていただと…?ダメだ、想像するだけで気持ち悪くなってくる…

中在家「…転けている原因は、留三郎か…?」

氷上「その通りだよ、長次。」

あたしらはまだ転けていたところを、遅いと様子を見に来た小平太・仙蔵・長次に発見された。

そしてあたしらが何故転けているのかも、長次にわかって貰えたので、とりあえず起き上がる事にした。

氷上「仙蔵。頼む、留三郎をこれよりマシにしてくれ。街中で出会ったら、実習に集中出来なくなる。

あたしがやってられたら良いんだが…この顔を見る事自体があたしは無理だ。だから、あたしには直してやれん!

酷すぎる有様だ、どうしたらこんな顔になるのかも分からん!」

食満「そんな言い方はないだろ、カナ!!もっと違う言い方をしろ!例えばだな、俺の女装が素敵で街で会ってしまうと見惚れてしまうから、とか!」

留三郎は、まだわかっていない様だ。何故分かろうとしないんだろうか。呆れる。

立花・七松・氷上・善法寺「ないない。」

中在家「フルフル」←首を横に振る

皆呆れていた様で、首や手を横に振って留三郎に見惚れるなんてことは無いと言ってやった。

食満「何でだよ!」

立花「はぁ…とりあえず静かにしろ。私が直してやる…サササッ!」

そしてすぐに留三郎の酷い化粧は直り、綺麗な町娘と化した。

氷上「流石だな、仙蔵。やはり、仙蔵に掛かればこんな酷い顔も綺麗にはなるもんだな。助かったよ。」

立花「こんなもの、私に掛かればどうって事ない。」




あれから、やっと街に出ることが出来たあたしらは、とりあえず実習を始めることにした。

立花「よし、では始めるとするか。カナ。お前は、口調を絶対に元に戻すんじゃないぞ、良いな?」

氷上「あ…うん、わかってるよ。」

立花「…先行き不安だな…まぁ良い。じゃあ、まずどこに行く?」

危なかった…ツイ癖で、仙蔵に戻すなと言われた時の応答が、いつもの言い方になってしまいそうになった。

だが、何とか踏みとどまって女口調に変えた。仙蔵には先行き不安だと言われたが、まぁ良しとされているから、何とかなるだろう。









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設定タグ:忍たま乱太郎 , 六年生   
作品ジャンル:アニメ
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*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/  
作成日時:2022年7月3日 12時

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