どうかこのまま ページ34
俺はみんなを見送って病室に戻った。
『ただいま〜』
「あっ、お、おかえり!」
何かを書いていたのかバサッと紙らしきものを隠した。
「みんなは?帰った、?」
『うん。帰ったよ、それより何か書いてた、?』
「え?あー、日記書いてた笑」
『あぁ日記ね笑』
『あ、そうだ。俺さ、渡したいものあるんだよね〜』
「私に?」
『はい、開けてみて?クリスマスプレゼント』
「えぇ〜?いいの、?」
俺が何日も悩んだ末選んだのは…
「うわ…、、くまちゃん?」
『え、そっち?笑』
「え、?あ!ネックレス!笑」
まさかのネックレスよりクマの人形に目を輝かせた彼女。
「可愛い…♡」
『どっちが?笑』
「どっちも〜みっくんありがとう♡」
でた。久しぶりのみっくん呼び。
すると、ネックレス付きのクマの人形を机に置いて
「実はね、私もあるの。そこの引き出し、開けてみて?」と言った。
『ここ?』
「うん」
ベッドの横の引き出しを開けると、赤い紙に包装された箱が入っていた。
『お、なんだなんだ〜?』
開けてみると、俺の好きなブランドの腕時計が顔を出した。
『これ、って…』
「裏にね、イニシャルも掘ってもらったの。宏光、時計欲しいなぁって言ってたよね?」
『めっちゃ嬉しいわ、、高かったろ?』
「ぜーんぜん?笑」
『大事にする、ありがとな』
「ふふっ笑」
『よし、一緒に寝るか』
「え?この小さいベッドで?」
『ちゃんと先生に許可とってるし〜』
「嘘、ほんとに?」
『クリスマスくらいいいですよね?って無理やり通した笑』
「何それ、笑」
『ほら、』
小さい病室の小さいベッドでAを引き寄せて、腕に抱いて寝る聖なる夜。
神様、どうかこのままずっと俺の腕の中に彼女をいさせてください──
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ももちん - 涙がとまりません (2021年1月3日 0時) (レス) id: bd2e175192 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ともさん» このレス欄でメンバーを言っていただければOKです! (2019年10月3日 15時) (レス) id: 1f93544609 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 返事遅くなりすみません!ボード大丈夫ですか? (2019年10月2日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ともさん» 大丈夫です! (2019年9月24日 1時) (レス) id: 1f93544609 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 病系でも大丈夫ですか? (2019年9月22日 15時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ | 作成日時:2019年9月13日 15時