ある日の夜のこと ページ19
次の日の夜、私と彼は家に戻った。
「はぁ〜やっぱり家が1番落ち着く♡」
『そりゃそうだよなぁ〜笑』
「ねぇ、みっくん」
『またその呼び方かよ///』
「お酒、飲みたいな」
『えぇ?お酒?でも、体に悪いし…』
「ちょこっとだけ!はんぶん!ね?」
『じゃあ少しな笑』
彼は小さい梅酒をプシュと鳴らすと私のコップに半分注いだ。
「ん〜美味しい♡ やっぱお酒はいいねぇ〜」
『まぁな〜笑』
「ごめんね、私のためにお酒も前より我慢させちゃってるよね…」
『んなことねぇよ笑 酒って太るし、頻繁に飲むもんじゃないって笑』
「…そうだけど、」
でも、きっと宏光はもうひとつ我慢してることがあると気づいていた。
『顔、赤いけど?大丈夫?』
「…ねぇ宏光、」
『ん?』
「キスして」
『えっ?もしかしてもう酔ってる…?』
「いいから、」
私は彼の首に手を回して顔を近づけた。
すると彼が私の唇に口づけした。
私が舌を滑り込ませると宏光は『なぁ、これ以上は、』と退こうとした。
「あのね、抱いてほしいの」
精一杯の勇気を振り絞ったつもり。
『は?』
彼はやっぱり目を丸くする。
「今日は大丈夫だから、」
『本当に大丈夫なのか?』
うん、と私が目で合図すると、彼は私を抱き上げてベッドに降ろした。
『優しくするから、』
その一言だけ言うと、私の身体は宏光のものになっていった。
全て終わった後、2人でタオルにくるまってすごくすごく幸せで。
すると彼は私をまた抱きしめて言った。
『子供は、来世にとっておこ?』
「へ?」
『ごめん、昨日バケットリスト見ちゃってさ、』
「あぁ、見たの〜?恥ずかしいなぁ///笑」
『あそこに書いてあること全部してあげたいって正直すっげぇ思ったけど、子供は次にとっておこうよ笑』
「来世でも私を好きになってくれるの?」
『当たり前じゃん笑 Aが来なくても俺が見つけに行くよ』
「ふふ♡ じゃあ待ってる」
神様、こんなにも素敵な人が私を選んでくれて、本当に幸せです。
81人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももちん - 涙がとまりません (2021年1月3日 0時) (レス) id: bd2e175192 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ともさん» このレス欄でメンバーを言っていただければOKです! (2019年10月3日 15時) (レス) id: 1f93544609 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 返事遅くなりすみません!ボード大丈夫ですか? (2019年10月2日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ともさん» 大丈夫です! (2019年9月24日 1時) (レス) id: 1f93544609 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 病系でも大丈夫ですか? (2019年9月22日 15時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユナ | 作成日時:2019年9月13日 15時