弐拾漆─一期一振─ ページ28
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段々と酒も回ってきた暁の頃。
ここ最近あまり酒を口にしていなかったからか、酔いが回るのも早いような気がした。
長谷部殿をちらりと見ると、彼も薄ら頬を染めている。そこそこには酔っているのでしょう。
しかし。
審神者は頬も染めず、呂律もはっきりとしており、全く酔った様子はない。まぁ、表面に出ない人間もいる為一概に言いきれはしないが。
「失礼ながら主。お酒には強いほうなのですかな?」
長谷部殿に酒を注ぎ足していた審神者が
振り向いて首を傾げる。
「えぇ、まぁ。そこまで言う程強くはないですが…………人と飲んで一升瓶1本くらいは開けられないと
楽しめないじゃないですか」
そして空になった一升瓶を振り、やや寂しそうな顔を浮かべて小さく溜め息をついた。
「……と言いつつ無くなってしまいましたね。
一期さんに長谷部さん、今夜はお付き合いいただいてありがとうございました。
では私は片付けて来ますので、お2人もお休みになって下さい」
立ち上がる審神者に思わず身構えるが……何ということはなく、私達の使っていた
そんなの、私共にやらせればいいのに。
「良いですよ、主。私が代わりに持って行きましょう。
酔いも醒ましたいですし、部屋の方向も同じなので」
「そうですか？
ならば、お願いしてもよろしいでしょうか」
申し訳無さそうに眉を下げ、私にお盆を差し出す審神者。
彼女は筆談と、そうでない時とでは……まるで別人のようだ。
先程さらりと手入れされた自分の体を見る。
どちらが本性かは図りかねる為信頼に値するかと言われればその判断材料にはなり得ないが……『今夜、どうにもできる状況下で手を出されなかった』という事実は私の心を、また彼女との晩酌もいいかと思わせるほどには動かしていた。
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朔夜(プロフ) - あみあみさん» 今週もコメントありがとうごさいます！来週テストですか・・・頑張って下さい！私もそろそろ学校が始まるので更新ペースが・・・頑張りますね・・・これからもよろしくお願いします！ (2017年9月16日 13時) (
レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - ついに続編かーーー 来週楽しみダーーー あっ、来週私学校のテストダ・・・ よし、この小説を読むためにテストがんばりまーーーーす (2017年9月16日 12時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - あみあみさん» コメントありがとうございます！どうも今回、更新日時表示が途中までオフだったみたいで・・・私自身「何故！？」と思いながら何度も更新したので見にくかったと思います・・・すみません！ (2017年9月10日 9時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - 更新されてからすぐに読みました 朔夜さんサイコーーーーーーー (2017年9月10日 2時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ゆらさん» わざわざコメントありがとうございます！主人公は私も「こんな友達ほしいなぁ」と思いながら作ってるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！これからは忙しくなるので更新ペースは落ちそうですがどうかよろしくお願いします。 (2017年9月2日 23時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
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