サブチャンネル【短編集】

ノータイトル セラヤＴＶ ページ24

息抜きの話です

息抜きなので設定とかないです 適当に見てください


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「あ、あ…あい、愛して…あ、無、無理、やっぱおれには、」


『ねーえー、ゲームになんないじゃん！』


「む、むりだって、そ、そもそも、なんでこんなバカみたいな遊びするんだ、」


『んー、面白いから？』


い、意味わかんない、とまたごにょごにょ言い出す消しゴムくんを見て少し母性本能が芽生える。駄目だ、こんな男に。


消しゴムくんが暇そうだったので巷で噂の「愛してるゲーム」などというものに誘ってみた。結果、消しゴムくんが照れすぎて…


『もう1回！私からね！…愛してる！』


「あ、あ、愛して…ない」


『なんでよ』


全く、ゲームが進まないのである。


『もー！つーまーんーない！』


「そ、そんな事言われても…あ、さか、坂井だ、坂井、こっち、」


ガチャ、とドアが開く音がして、ぱっと振り向くといつもの様に無表情な坂井くんがとことことこちらに歩いてきていた。


『あー、坂井くん！ねえ聞いて！消しゴムくん全然愛してるゲーム出来ないの！』


「…愛してるゲーム。」


『愛してるって交互に言って照れた方が負けってゲームなんだけど＿＿』


「さ、坂井、こんな女の言うことなんか、きか、聞かなくていい、」


『消しゴムくんは黙ってて！』


ぎゃいぎゃいと私達が言い争っていると、坂井くんがおもむろに口を開いた。


「…愛してる。」


『お！…愛してる！』


「愛してる。」


『坂井くんのこと、愛してる。』


「愛してる。」


むむ、なかなかてごわいなあ。
どう言ってやろうかと考えていた時、ぐいっと後ろに手を引かれた。そのまますぽっと消しゴムくんの腕の中に収まる。


『わ、何よ、消しゴムく＿』


「あ、ああ、愛してる！！」


『……』


「……」



「…二人とも、顔真っ赤。引き分け。」

＊

なんじゃこれ
セラヤＴＶは見ててにこにこしちゃう

地獄で逢おうぜ カンタ(ななみ 様リク)→←瞼に執着する てつや(Mrs.ぱんぷきん 様リク)

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