今日もここから 。

ON AIR 18 ページ19

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て ｢俺が初めてもらっていいの？｣

｢うん ...｣

この年にもなってキスもまだ。普通なら引くんじゃないの？なんでそんなに嬉しそうなのだてつやよ ...

そのままてつやの顔が近づいてきて。
初めてのキス。

て ｢... やっば照れる｣

｢恥ずかしくて死にそう｣

て ｢もっかい。｣

何回も繰り返す。てつやの甘い香りに酔いしれそう。

｢... っ、ながい｣

て ｢ごめんつい｣

初めてのキスは幸せでした。
てつやにハマってく。落ちてく。
この人で良かった。

て ｢なんか、編集どころじゃねえ｣

｢ごめんね...｣

て ｢や、俺こそ ...｣

見つめ合い微笑む。
大好き。大好きだよてつや。
闇から手を引いてくれてありがとう。

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り ｢どしたん。機嫌悪いじゃん｣

と ｢嫌なもんみてもた。｣

り ｢お前さもしかしてさ｣

と ｢分からん。けどあいつとてつやが一緒に居るのを見てると妬ける。ムカつく。｣

り ｢気づいちゃったのか｣

と ｢気づいちゃった。こんなにもあいつが必要なんだってさーはあーなんで今なんだよ｣

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｢ただいまー｣

と ｢おかえり｣

｢あれ今日どうしたの？早くない？｣

と ｢別に。｣

どうしたんだろう。機嫌悪いなあ。

｢どしたん。生理か｣

と ｢ちげーわ。｣

これはもうダメだな ...

と ｢...なあ。｣

｢ん？｣

と ｢...てつやのこと好きなん｣

どうして？なんで聞いてくんの？

｢好きだよ？｣

と ｢俺は？もういいの｣

は？なんで？なんで？そんなこと聞くの？
頼むからもう私の心乱さないでよ

｢としとは友達として好きだよ。｣

と ｢俺は...｣

何が起こってるの？ としに押し倒され 唇に柔らかい感覚。
キス ... されてる ？

｢辞めてよ！！！｣

思い切りとしを押す

｢なんで？いきなりそんなこと聞いてくるの？してくるの？もう ... これ以上 私のココロ乱さないでよ！！｣

と ｢乱してよ｣

｢え？｣

と ｢お前の頭ん中俺でいっぱいにしてや。てつやのことなんか考えんな。俺だけ見てろよ。｣

｢なんで？とし、私のこと振ったじゃん。何今更。ふざけないでよ ...｣

家を飛び出す。向かう先はてつやの家。
としの前で飛び出すの２回目だなあ ...
暫く走って疲れて隣のベンチに座る

｢何やってんだろ ...｣

涙が溢れると 目の前に見覚えがある人影が。

｢あ...｣

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