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「そっ…か。ごめんなさい、変な事言っちゃった。」

龍友「ええよ。別にそんなんで怒らんし」



その時、寒さに気づいて身震いをした

何だかんだ立ち話をしてしまってたんだ。さむい。
最初はすぐ立ち去りたかったのに、
今は離れるの寂しいな、なんて。


でも、すこし震えた私にすぐ気づいた様子の龍友くん


龍友「寒いな。まぁ帰っちゃうんやったら家まで着いてくわ。」

「えっ、いいよ。あっちの信号渡るだけだよ?」

龍友「何言うてんねん。油断しすぎ。」



ほら、行くで
って私に有無を言わさず歩き出す



はぁ。
とことん優しいよ、この人。




龍友「てかほんまに亜嵐くんと真向かいやねんな」

「うん。すごいよね」

龍友「でも亜嵐くんちに行ってたことは初耳。」

「亜嵐くんから聞いたりしないんだ?」

龍友「亜嵐くん別になんも言うてなかったよ。ちゃんと保護者通してくれな困るわ」

「保護者?」

龍友「うん。僕Aちゃんの保護者やと思ってるし。」



保護者、かぁ
やっぱり私は龍友くんからしたら、子供なんだ



龍友「Aちゃん?」


反応しなかった私に気づいて、
少し前を歩いてた龍友くんが立ち止まって振り向いた



「名前…」

龍友「え?」

「呼び捨てがいいなー、なんて」



へへっ、て笑いながら
ずっと思ってたことを言ってしまった



龍友「…え〜…なんか、AちゃんはA"ちゃん"がしっくりくるねんよなぁ」

「なんで。笑」

龍友「分からん。笑 それに、今あいつらの中でAちゃんって呼んでるの僕だけやろ?」



確かに、もうみんな呼び捨てで
龍友くんだけずっとこの呼び方。



龍友「いいやん、ちょっとでも特別な方が」



って、また歩き出す龍友くん



「…ずるい」



龍友くんに聞こえるか聞こえないかで

ボソッと呟いた私の声は

たまたま通った1台のトラックの音にかき消された

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設定タグ:GENERATIONS , 数原龍友 , 三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
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まるげりーた(プロフ) - すぬーさん» ありがとうございます!!頑張ります(*^^*) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - さやさん» え、そうなんですね…(´・_・`)そういうの疎くて…でも、小説なのでストーリーに加えたかったりするんです(;_;)これからもよろしくお願いします!! (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
まるげりーた(プロフ) - シーザーさん» わーー嬉しいです!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします(><) (2018年6月18日 13時) (レス) id: 7dbdbb8604 (このIDを非表示/違反報告)
すぬー(プロフ) - 更新楽しみにしています! (2018年6月18日 0時) (レス) id: 266e933d15 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ここ最近ニュースで取り上げられてるテーマだけど小説ならアリかな(^^;)これからの展開が楽しみです(^ ^) (2018年6月15日 15時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるげりーた | 作成日時:2018年6月7日 3時

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