一目惚れされたのですが…2【轟焦凍】

一目惚れ74 ページ26

『……』



轟「………」



無言の圧がやばい



よし。逃げよう←



『ってことで…先行くね！！ま…「A」え！？と！轟くん…？』



私は轟くんに抱きつかれた



今いる場所は人があまり通らないので、見られる心配はないけど…



『轟くん…人が通ったら…ん！？』



轟くんにキスされた



え？ん？待って。何があった←混乱中



轟「すぐに返事できなくてごめん…その…Aに好きって言われて…戸惑った」



轟くんは私に抱きついたまま話す



うん。今さっきのキスの方が戸惑う



轟「…俺はAのこと一目見た時から好きだった。今もその気持ちは変わってない」



『っ…！』



私は初めて恋したから、まだ分からない所もあるけど、これは言える



『轟くん、耳貸して』



轟「…？分かった」



轟くんは耳を傾ける



ﾞ轟くん大好きだよ ﾞ



轟「っ///」



まだ、小さい声でしかこんなことは言えないけど、そのうち慣れる…よね！



轟「…A、俺だって男だ『うん。知ってる』あまり言うと、何するかわからねぇぞ」



『…？私は好きだから言っただけだけど…？』



ん？どういうことだ←



轟「俺より鈍いな。まぁ、そんな所も可愛いけどな」



ﾎﾞﾝｯ←顔真っ赤



轟「学校遅刻するぞ『あ！！！急ご！』ん」



轟くんは手を差し伸べた



握手…？←



轟「言っておくが、握手ではないからな」



え？轟くんってエスパーなの？←



轟「Aは危なっかしいから手繋いでおく」



『うん！』



手を繋いだのはいいんだけど…



恋人繋ぎ。付き合って数分後早速恋人繋ぎ



ドキドキしすぎて、飴できる←



轟「行くぞ」



『りょーかい！』



私たちは急いで学校に向かった



この日、私は初めて好きな人と結ばれた



この幸せがいつまでも続くことを願って私は轟くんと走り出した

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