「専属」 ページ11
貴「そういえば轟くん頭とかうってなかった？
ごめんね、私が……」
轟「大丈夫だ
想見は大丈夫か」
貴「うん…ごめんねぇ…」
話を聞くに、轟くんらヒーロー科は今仮免試験に向けて必殺技を考えているらしい。それに伴ってコスチュームの改良をしているとか。
左右の調節が難しいのでそれを手助けしてくれる物をデザインして欲しい、と轟くんに依頼された。
貴「ねぇ、轟くん」
轟「？」
貴「思い上がりかもしれないけど私、轟くんの"専属"って感じがして物凄く嬉しい！」
そう考えると自然に口角が上がる。
さっきまでスランプとほざいていたのが嘘のように、アイディアがポンポンと浮かんでくる。楽しい！
貴「はい、5個ぐらい考えてみたけど……
轟くん？」
轟「っ、あ、悪い…」
貴「え、轟くん凄く顔赤いよ！？
熱あるのでは！？保健室行く！！？」
轟「熱は、無い……と思う…」
咄嗟に私は個性で保冷剤を出して轟くんに渡した。轟くんは左頬にそれを当てて、机にふせた。やっぱり具合が悪いのでは？
もしや特訓で疲れているとか？ヒーロー科だもんね、そりゃあ疲れるよねぇ。うんうんと1人納得していると、轟くんと一緒にきた金髪の彼が話しかけてきた。
「な、轟と知り合いの子！名前は？」
貴「えっと、想見Aです」
上「俺、上鳴電気
今度お茶しねぇ？連絡先は？」
貴「お茶する時間があるのなら轟くんのコスチュームを考えます！」
上「轟ばっかりずりぃー！！
あ、じゃあ俺の改良も手伝ってくんね！？デザインどうしようか困ってんだよ！」
それはとても興味ある。だが、
貴「すみません！
今は轟くんのコスチュームだけに集中したいので！無理です！！」
轟くんは私の依頼者1号さんだからかもしれないが、邪魔をされたくなった。贔屓？贔屓上等。
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きよりん(プロフ) - 小雪さん» スランプとは思えない仕上がりです‥！そうですか‥では次回を楽しみにしてます！とても面白かったです〜！(^^) (2018年7月15日 19時) (
レス) id: 5f1549994e (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - きよりんさん» スランプ中でむしゃくしゃして無我夢中で思い付き全て書きました（笑）ので続編や番外編の予定は無いですね…すみません……また面白いものを思い付いたら新しく作りますー！ご覧頂きありがとうございました！ (2018年7月13日 22時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
きよりん(プロフ) - 3日間書きなぐってこの高クオリティ！？とても面白かったのでそんな短い期間だとは思いませんでした、凄い！その後の短編や番外編の方は予定ありますか！？ (2018年7月13日 20時) (レス) id: 5f1549994e (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - ルディさん» ﾋｪ！ありがとうございます！書き殴り作品なので続編までは考えてなかったです（笑）最後までご覧になっていただきありがとうございました！！ (2018年7月13日 11時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 紫苑さん» 終わりましたー！もちろんイチャコラ致しましたとも！Let's妄想！！最後までご覧になっていただきありがとうございました！ (2018年7月13日 11時) (レス) id: 46ba2c9208 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪 | 作成日時：2018年6月30日 15時
