183話 ページ9
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何故か私も関係あるような気がして
貴｢……お茶子ちゃん、私もついてっていい？｣
麗｢そうだね……うん。Aちゃんも来て｣
お茶子ちゃんに案内され
私たちは外に出る
切｢麗日ぁー、どこに…………ｯｯ！！｣
やっぱりね、そんな気がしたよ
貴｢……梅雨ちゃん……｣
麗｢あのね、梅雨ちゃんが皆にお話したいんだって｣
蛙｢……わたし、思ったことは何でも言っちゃうの。でも……、なんて言ったらいいのか分からない時もあるの。
病院で私が言った言葉……覚えてるかしら……｣
緑｢……うん、覚えてる｣
私はその場にいなかった
だから梅雨ちゃんがなんて言ったのか分からない
だから私は静かに聞くしかなかった
蛙｢心を鬼にして……辛い言い方をしたわ……ｯ｣
梅雨ちゃんは下を向いてしまい
少し泣きそうな声で話してくれる
麗｢……梅雨ちゃんｯ｣
お茶子ちゃんは梅雨ちゃんの背中を摩っている
蛙｢……それでもみんな行ってしまったと今朝聞いて、とてもショックだったの……ｯ
止めたつもりになってた不甲斐なさや、色んな嫌な気持ちが溢れて……なんて言ったらいいのか分からなくなって……ｯ
みんなと楽しくお喋り出来そうになかったのよ
でも…………｣
梅雨ちゃんはボロボロ涙を零しながら
私たちを見てこう言った
蛙｢…それは…とても悲しいの……ｯ｣
私は梅雨ちゃんの言葉
その表情を見て自分たちのした行動の重さにやっと気づく
私も助けてくれた爆豪君や出久君、あそこにいたみんなの手を取らずに
自分の父親に対する恨みで動いてしまった
みんな止めてくれてたのに
結果助けに来てくれたのに無意味にさせることをしてしまった
記憶喪失になって
大切な記憶を無くして
思い出せなくてイライラして
なんて馬鹿なんだろう
麗｢とにかく！！またみんなで笑って頑張っていこう！ってやつさ！！｣
お茶子ちゃんは何とかまとめあげてくれた
切｢梅雨ちゃぁあん！！！すまねぇ！！話してくれてありがとう！！｣
八｢蛙吹さんｯ！！｣
飯｢梅雨ちゃん君！！｣
轟｢蛙吹すまねぇ｣
緑｢あすｯ…梅雨ちゃん！｣
A組の人たちはみんな優しい
なのに、私は相談もしないで自分の気持ちばかりでああしてしまった
切｢もうぜってぇにしねぇから！！！｣
八｢私もです……｣
飯｢約束する！｣
私も聞いて欲しかった
今だから言いたかった
貴｢……あのね、みんなｯ！！！！｣
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麗紅花(プロフ) - はじめまして。シリーズ１から小説を読みました！最高でラブリーでドキドキとワクワクでいっぱいになりました!更新楽しみです。頑張ってください!! (2020年8月9日 3時) (
レス) id: b338802f9d (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 更新頑張ってください!!続きがとても気になるので！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年1月27日 0時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年6月19日 23時
