なってやんよ『ヒーロー』【MHA】【原神】

元素爆発8発目 ページ9

綾人さんは1つため息をした後
何かあればすぐに呼びなさいと姿を消した

私は賑やかな教室の中1人黙って
外の景色を眺めていると

？｢お友達ごっこしたいなら他所へ行け｣

寝袋が喋って…ないな

？｢ここはヒーロー科だぞ｣

寝袋からヌッと出てきて

？｢ハイ静かになるまで8秒かかりました
時間は有限君たちは合理性に欠くね｣

担任だったか…にしても髭剃って？

？｢担任の相澤消太だよろしくね｣

なんかそのよろしくねかわいいな…？

相澤｢早速だが体操服着てグラウンドに出ろ｣

早速試練か〜
体操服着てグラウンド…嗚呼…『体力テスト』か

｢さて、何が起こるかな｣

着替えてグラウンドに向かって歩けば

？｢楽しそうね、A。
私も貴方の力になれるかしら？｣

ふわりと舞う彼女はニコリと微笑んだ

｢ナヒーダ…！勿論！！
それにただの体力テストだと思わないから
皆準備しておいてって伝えてくれる？｣

そう笑って手を握って伝えればナヒーダも

ナヒーダ｢えぇ、任せて。
皆、きっと貴方の力になる為に頑張るわよ
勿論、私もね｣

ニコリと微笑んでくれた。

｢うん、ありがとう｣

全員が揃う

全員『個性把握…テストォ！？』

？｢入学式は！？ガイダンスは！？｣

茶髪の女の子が言えば

相澤｢ヒーローになるならそんな悠長な行事
出る時間ないよ｣

と先生が言えば女の子は驚いた

相澤｢雄英は"自由"な校風が売り文句
そしてそれは"先生側"もまた然り｣

全員不思議そうな顔

相澤｢ソフトボール投げ、立ち幅とび
50m走、持久走、握力、反復横跳び
上体起こし、長座体前屈

中学の頃からやってるだろ？
"個性"禁止の体力テスト

国は未だ画一的な記録を取って
平均を作り続けてる合理的じゃない
まぁ文部科学省の怠慢だよ｣

いや文部科学省の怠慢って言うのやめたげてよ先生…

相澤｢爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった｣

爆豪と呼ばれた少年はん？と思いながら答える

爆豪｢67m｣

相澤｢じゃあ"個性"を使ってやってみろ
円から出なきゃ何してもいい早よ
思いっきりな｣

爆豪くんは体を伸ばして投げる準備をして

爆豪｢んじゃまぁ…………ﾀﾋねぇ！！！｣

相澤｢まず自分の｢最大限｣を知る
それがヒーローの素地を形成する合理的手段｣

なるほど相澤消太先生、合理主義者
つまり…合理主義者を敵に回せば…
結果は目に見えてる

『なんだこれ！すげー面白そう！』

あーあそんなこと言ったら…大変な事になるなこりゃ

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