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＊
家に着いたタイミングで、Aからのグループ通話。
珍しい、と思いながらボタンを押す。
り「もしもし？」
ゆ「A〜？？」
「……て」
と「…A？」
し「なに？これ後ろの音。うるさ」
「…けて」
て「…え？」
「…………たっ……たす、けて」
泣きながらそういう声で、一大事を察した。
急いで着いたマンションの1階で、ゆめまると虫さんと遭遇した。
虫「ねぇ、なに、なんなのこれ！どっきりじゃないよね！？」
ゆ「絶対違うって！！なんか、おかしかったやん」
り「あぁーもうっ、なんでこんな上の階にしたのっ」
エレベーターがこんなに遅く感じたことはないかもしれない。
明らかに様子のおかしかったAの心配で、全員てんやわんや。
エレベーターの扉が開いた瞬間、我先にと部屋への廊下を駆け足で進む。
虫「鍵、鍵、鍵っ」
り「早く！虫さん！！！」
急いで鍵を開ける虫さんを急かし、ガチャリと解錠の音を聞く。
ゆめまるが、ドアノブを掴み………止まった。
り「えっ！？なにしてんの！？早く開けて！」
ゆ「……これ最悪なやつかもしらん」
虫「なに！？こんな時に！」
ゆ「……ほら」
嫌悪感を全面に出した表情で、ドアノブを掴んだ手をこちらに向ける。
その手は……テカテカと濡れていた。
り「え……それ…」
ゆ「絶対嗅ぎたくないけど、絶対……ザー メン」
虫「……嘘だら」
ゆ「…嗅ぐ？」
虫「……もうここまで臭うよ」
り「……」
ゆ「……」
虫「……」
この時点で、目を合わせて3人全員がAが置かれている状況を理解した。
ドアノブを拭いて、もう一度扉を開く。
コンコン
Aの部屋をノックして扉を開く。
り「Aっ」
ベッドの上で布団に包まり、小さく震えている彼女に駆け寄る。
「りょ、くん…ゆめちゃ、虫さっ……うぅぅ」
俺たちを確認すると、ボロボロと大粒の涙を流して声を出して泣く。
虫「よしよし、怖かったね」
ゆ「…みんな来たら、話聞くから」
り「よく電話したね。偉かったよ、A」
虫さんが頭を撫でて、ゆめまるが背中をさすって、俺が手を握って。
不安で不安でたまらなかっただろう彼女が、少しでも安心できるように。
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ゆくか - 初めてのコメント失礼します！とても面白くて何度も見返してしまいます。続きが気になって気になって、、ファンの夢が詰まった作品過ぎてこれからも楽しみです！！！お忙しい中だと思いますが、更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2020年8月19日 20時) (
レス) id: 198638bf38 (このIDを非表示/違反報告)
よいちょちょ丸。(プロフ) - のうひめ@YouTuber推しさん» コメントありがとうございます！えっ！？ばっバカ好きですって…？(照)嬉しいですーー！私は本当はギリじゃなくて全部書きたいんですけれどもねw今色々書きためすぎて全部中途半端なんで載せれなくてすみません！ありがとうございます！がんばります！ (2020年5月20日 23時) (レス) id: 08de0d4f9b (このIDを非表示/違反報告)
よいちょちょ丸。(プロフ) - オタクのリツさん» コメントありがとうございます！お魚さん良いですよね、、書きたい話はめっちゃあるんですけど色々書きたいもの書きすぎて今全部途中なんですよね…(陳謝)コメントとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月20日 23時) (レス) id: 08de0d4f9b (このIDを非表示/違反報告)
のうひめ@YouTuber推し - 更新お疲れ様です！いつも楽しみに見てます。ギリギリのとこの書き方が！バカ好きです。これからも頑張ってください！！ (2020年5月18日 12時) (レス) id: 345c4c32d6 (このIDを非表示/違反報告)
オタクのリツ(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく拝見させてもらってます！！お魚さんが出てきてやったー！とか言ってはしゃいでました笑 お魚さんこれからまた出たらいいなーなんて思ってます！！更新頑張って下さい！！長文失礼しました！ (2020年5月4日 13時) (レス) id: a5bc3fc434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よいちょちょ丸。 | 作成日時：2020年3月10日 1時
