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あ、さすがにやばい、と一発食らうことを覚悟したとき、
目の前の男がいきなり倒れた。
『蘭ちゃん！』
「オマエら、ガキに4人がかりとか恥ずかしくねーの？」
蘭ちゃんによってボコボコにされた目の前の奴は、顔をポンポンに膨らませて倒れ込んだ。
つ、つおい…
ふわっと腕が浮いて、身体の自由が効くようになる。
『竜ちゃん！モッチー！』
「4人がかりは男じゃねぇよな」
「大丈夫か？」
『ありがとう！みんなのおかげで大丈夫だよ！』
嬉しいなぁ、助けてくれたんだぁ…
「チビだからな」
「多少やれてもチビはチビだな」
「えー、でもちっちゃくて可愛くない？」
チビチビチビチビ言いやがって…！
『これから伸びるんですー！！あとタイマンなら絶対負けないし！！』
「はいはい」
「……ま、こんだけやればもう挑んでくることもないだろ」
「おい、これに懲りたらもうオレたちに関わんじゃねぇぞ？」
倒れる男の髪を掴んで無理矢理顔を上げさせた蘭ちゃん。
「ごめ、なさ……も、しませ…ッ」
蘭ちゃんが乱暴にそいつの頭を地面に叩きつけた。
「ぐぁッ…」
パンパン、と手を叩いて払って蘭ちゃんはこちらに向き直った。
「ねー、遊んで帰ろー♡」
ニコニコと頬に返り血を付けて微笑む蘭ちゃん。
悪魔的ぃ！でもすき！
「はあ？またかよ」
「オレパス」
『え、またなの？』
よく遊んで帰るのかな。
なにして遊ぶんだろ。
「竜胆は強制参加！」
「えぇ…」
帰るとこ一緒なんだからいいだろー！と言う蘭ちゃん。
「オレ今日は無理だからな、」
モッチーは外せない用があるらしい。残念。
てか今日【は】って、いつもは付き合ってあげるのかな。やさすぃ
「えぇ〜……Aちゃん一緒に行こ♡」
『どこ行くの？』
「ゲーセン♡」
『じゃあ…行こっかな』
「やった♡」
「じゃあ行こー！またね、モッチー♡」と蘭ちゃんに手を引かれる。
かわいいの権化ぇ！！
あれから蘭ちゃんに散々連れ回され、ゲーセンでいっぱい遊んだ。
蘭ちゃんには「Aちゃんのために取ったの♡」って言われて、竜ちゃんには「取れたからあげる。オレ要らねぇし」とぬいぐるみをたくさんもらった。
え、嬉しいんだけど。
お菓子もたくさん取れたし、格ゲーやモグラ叩きとかもいっぱいした。
え〜、めちゃくちゃたのしい！
「楽しかったね〜」
『ぬいぐるみ大事にするね！』
「おー、」
「また遊ぼーね」
『勿論！』
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lokiloki - 面白かったです。続きを恵んでーーーーーーー！ (2023年1月8日 20時) (
レス) @page7 id: b886b1cd92 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続き気になる、、！小説書くの大変かもだけど頑張って！応援してるよぉーーーーーー！ (2022年8月27日 13時) (レス) @page7 id: cb4c8a46ee (このIDを非表示/違反報告)
華威緋羅(プロフ) - 。さん» コメントありがとうございます！わああ！！嬉しいです！ありがとうございます！でも夢主ちゃんはマイキーくんにどうぞするので…()ありがとうございます！頑張ります〜！ (2022年7月12日 0時) (レス) id: 64fba341df (このIDを非表示/違反報告)
。 - コメント失礼します。夢主ちゃんめちゃくちゃ強くて可愛くてかっこよくて惚れました……宜しければ夢主ちゃん結婚しませんか…。めちゃくちゃいい話で続きが気になってます！更新頑張ってください！このお話大好きです！ (2022年6月14日 14時) (レス) id: 1f5602fbb8 (このIDを非表示/違反報告)
華威緋羅(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます！わー！ありがとうございます！！自分のペースで頑張らせていただきます！これからもよろしくお願いします…！ (2022年2月12日 8時) (レス) id: 64fba341df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華威緋羅 | 作成日時：2021年10月21日 17時
