第一章 ページ3
今回は一章目か………。
ドキドキするけど、そんなことばかり言っていられない。
親友の、蒼穹に相談しなくちゃ。
そう考えた私は、幼馴染であり私の親友の蒼穹に伝えに行った。
『 ねぇ。蒼穹………。ちょっとした、報告があるんだけど、いいかなぁ 』
蒼穹に伝えるだけでも、凄く緊張する。
初恋って、こんなんなのかな。
もしかして、私物凄いことをしようとしているのかもしれない。
そう考えると、途端に心臓が痛くなった。
『 A。もしかして、何かあったの? 』
蒼穹……
気遣うような様子の蒼穹は、容姿だけじゃなくて、性格も凄く綺麗。
美人なのに、私なんかとよく一緒に居てくれる。
威張ったりもしないで、ただ何時も傍で私を支えてくれた。
だから、今では蒼穹と私は凄く仲が良いの。
お互いを、信じあっている関係…ちょっと大袈裟かもしれないけど、その通りの関係。
『 う、うん…あの、ね。私、好きな人が出来たの___ 』
始終、緊張して声が震えちゃった気がする。
けれど、やっと言えて私の心はやっと晴れたみたい。
『 あっAも初恋したのね。で…?相手は誰なの? 』
やっぱり。
予想通りの質問に、私はちょっと面食らった。
でも、蒼穹は私の親友。
何時も支えてくれたし、今回も少しだけ頼っちゃおうかな……。
そう考えた私は、勇気を出して壮真君の名前を口にした。
その時の蒼穹の表情は………。
酷く哀しそうで、今にも泣きだしそうだった。
理由を聞けるほど、私は図々しくもないし勇気なんて無い。
それに。
もし聞いてしまったら、蒼穹を失う気がした。
だから、ひとまずは。
『 そっかぁ。壮真、Aとお似合いだと思う。頑張って 』
って、応援してくれた蒼穹を信じてやり過ごすことにしようと思う。
はぁ…
一章も、無事終わったなぁ。
それにしても………。
蒼穹、あの時どう思っていたんだろう。
少なくとも、良い感情だけを持っている訳ではないらしい。
まぁ、詳しいことは段々明かされていくよね……
これからも、お付き合いお願いします。
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美月(プロフ) - チョコレートさん» ありがとう!夢主可愛いかなぁ・・嬉しい♪見てくれてありがとー★ (2018年2月12日 8時) (レス) id: 8bca99ae07 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - 更新頑張って!夢主可愛いね♪ (2018年2月12日 6時) (レス) id: eea7e16f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美月 | 作成日時:2018年1月28日 20時