ー42ー ページ45
ーAsideー
リヴァイさんがエルヴィンさんに呼ばれて部屋を出た。
多分、この前の話をしてるんだろうな…
リヴァイさんはどんな反応するのかな
嫌がるのかな
それとも、案外簡単に受け入れたり…？
でも、いつまでも同じ部屋じゃいけないのは本当の事だし
私だっていつまでも子供のままじゃない。
同じ部屋でも別に構わないとは思うけど、
体はどんどん成長してるし、
何かあってリヴァイさんに迷惑かけるようなことになったら
そう考えると、やっぱり部屋は別々の方がいいよね
((ガチャッ))
貴｢あ、リヴァイさん、おかえりなさい｣
リヴァイさんが帰ってきた。
うわぁ、凄い眉間にシワ寄ってる…
これは大分お怒りのご様子…
貴｢…なんの話しだったんですか？｣
もう、結果は想像つくけど、
ﾘｳﾞｧｲ｢…A、そんなに俺と一緒にいるのが嫌か？｣
予想外の言葉だった
私を見るリヴァイさんの目はどこか寂しそうで…
貴｢嫌じゃないですよ、でも、
やっぱり世間的には
あまりよろしくないみたいなので…｣
ﾘｳﾞｧｲ｢嫌じゃないなら、なぜあんな話をしたんだ。
エルヴィンの事だから話さずとも
いずれは部屋は別々になっていたはずだ。｣
確かに、そうかもしれないけど…
貴｢私はもう、子供じゃないんです。
何かあってリヴァイさんに
迷惑をかけてしまうことが怖いんですよ…｣
ﾘｳﾞｧｲ｢…俺には、分からねぇ。
お前が俺の事を嫌になったから
離れて行っている様にしか感じられねぇ。｣
そんなに、駄々をこねるような事かな…
貴｢あの、部屋は別々になりますけど、
同じ兵団内には居るんです…
全く会えなくなる訳じゃないでしょう？｣
宥めるように言う
ﾘｳﾞｧｲ｢…確かに、そうだな。
今の事は忘れろ、悪かった。｣
そう言うとリヴァイさんは部屋を出て行った。
なんで、あんなにらしくも無いことを…
私だって、今までずっと一緒だったから、寂しいよ。
でも、何かあってからじゃ遅いんだよ
ただでさえ、迷惑ばかりかけてるのに
これで良かったんだ。
…良かったんだよね？
なんだろう、
このモヤモヤした気持ち…
なんでこんなに悲しいの
《本当にこれで良かったのかな。》
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
