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ーﾘｳﾞｧｲsideー
逃げられないようハンジをソファに座らせた。
ﾊﾝｼﾞ「いや！これには深い訳があってだね！？」
ﾘｳﾞｧｲ「ほう、
その深い訳とやらを聞いてやろうじゃないか。」
俺がそう言うとハンジは真面目な表情で話し始めた。
ﾊﾝｼﾞ「Aに友達を作らせてあげたかったんだ。」
友達？
ﾘｳﾞｧｲ「友達だと？あいつには俺やお前がいるだろう。」
ﾊﾝｼﾞ「 Aだってまだ12歳の子供なんだ…
歳の近い子と遊ぶ時間も必要だろう。」
今回はそれなりの考えがあって街に出たようだった。
ﾘｳﾞｧｲ「チッ、事情は分かった。
今回は許してやる。」
ﾊﾝｼﾞ「リヴァイ…」
ハンジがAのことを以前から気にかけているのは知っていた。
俺よりハンジの方がAの気持ちは理解しているだろう。
だから、今回は許してやる。
ﾘｳﾞｧｲ「それで、成果はあったんだろうな？」
ﾊﾝｼﾞ「あぁ、友達が3人もできたみたいだよ。」
Aが友達を…
ﾘｳﾞｧｲ「…そうか。」
今まで付きっきりだったせいか、
Aが遠くに行ってしまうような気がした。
友達を作ったくらいでこんなになるなんて、
大分情が湧いたみたいだな。
ﾊﾝｼﾞ「Aは友達ができたと、
すごく嬉しそうだったよ。」
Aの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
Aが幸せなのは俺も嬉しいが、少しモヤモヤした。
ﾊﾝｼﾞ「あ、あと、Aがリヴァイにって
お土産を買ってたよ、
あとでAから渡すはずだ。」
ﾘｳﾞｧｲ「そうか。」
Aが俺に…
一瞬にしてさっきのモヤモヤが吹き飛んだ。
俺は何を喜んでいるんだ。
ﾊﾝｼﾞ「嬉しそうだねぇ！リヴァイのためにAが
あの小さな頭を悩ませて選んだ物だ。
きっと気に入るよ！」
ﾘｳﾞｧｲ「あぁ。」
悪くない。
Aが俺のために…
フッ
らしくもなく、少し笑った。
ﾊﾝｼﾞ「そんなに嬉しいの〜？？」
ハンジがニヤニヤして俺を見る
((ドスッ))
1発蹴りを入れてやった。
ﾘｳﾞｧｲ「ニヤニヤするな。気持ちわりぃ。」
ﾊﾝｼﾞ「っぐ、リヴァイはAの事になると
本当に人が変わるねぇ」
ﾘｳﾞｧｲ「もうお前に用はねぇ、さっさと出ていけ。」
そう言いハンジを追い出した。
Aは何を買ってきてくれたんだ？
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那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
