54.菫色 ページ4
『……あ、』
部屋を出たところで、たまたまはちあわせたショッピ。
ショッピは、俺の姿を見るなり少しだけ顔を歪めて言う。
sho「……眠れないんですか、」
『……ん、ちょっと興奮してるみたいやからな〜。ほら、温泉って久しb…「……隠さんで下さい、」……、』
隠さんで下さい、と言った彼は、その菫色の瞳を此方に向けて、苦しげに言う。
sho「…先輩、気がついてますか？今日１日、あんたは時々苦しそうにしてた…。……過去に、何かあったんですよね、？」
思わず、その菫色から視線をずらす。
誰にも頼ったらダメだ、って決めたんだ。
『…ショッピの気のせいやと思うわ、、』
一瞬、目を見張ったショッピ。それを無視するかのように、たった今出たばかりの部屋の戸を開く。
sho「ｯ､……そんなに、俺らは頼りないんですか、、」
戸を開けた俺の服の裾を掴み、言う彼。
後ろから聞こえる声に、少しだけ不安を感じた。
『………頼りない訳やない、』
振り返りそう言えば、ショッピは「なら、！」と続けようとする。
『…でも、これは俺の問題やから。』
それを遮って、今度こそ確実に部屋の中に逃げるようにして入った。
sho「…無理してるって、そろそろ気づいて下さいよバカ先輩、」
菫色の声は、今の褐色には届かない＿＿
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( ・ω・) - 今までお疲れ様でした！！悲しいし寂しいけど沢山読んでて楽しめる話を読ませてくれて有り難う御座いました。 (2020年2月27日 20時) (
レス) id: aa3be13e80 (このIDを非表示/違反報告)
まおまお - そうですか、、悲しいけど今まで楽しめるお話を提供していただきとても感謝してますありがとうございました (2020年2月25日 1時) (レス) id: bc0445e631 (このIDを非表示/違反報告)
瑠蒼ﾁｬﾝ(プロフ) - ここまでお疲れ様でした。この作品が見てなくなるのは少し寂しいですね。主様も主様の書く小説も大好きで更新待ち遠しいくらいでした。たまに、迷惑をかける害悪さんが居て占ツク降りる方多いんですよね。とてもいい作品を読ませていただきありがとうございました。 (2020年2月20日 23時) (レス) id: cdfbca5434 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - この作品見れなくなっちゃうのか...すごく大好きで、更新されるとテンションがおかしくなるくらい嬉しかったので残念です... (2020年2月19日 20時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
のさん - 塩酸カリさん» ﾊｯ!はしかに！てゆうことはknはsn？(失礼しやした (2019年12月26日 1時) (レス) id: cd9f2283b5 (このIDを非表示/違反報告)
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