大好きな君 (ページ6)

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トントン拍子ページ6

マイキーside

佐野万次郎、17歳。
ずっと好きだった子と同じ家に住むことになりました。

Aをホテルまで送った後速攻で家に帰り速攻でケンちんに電話をかける。

｢ケンちん！？！？！？きいてよ！！！｣

｢あ？？なんだよ。どうせAだろ？？｣

ケンちんはAと会った事ねぇけど、今日初めてAの事見て意外と俺の恋を応援してくれてる

ちょいちょいケンちんにAのこと話してたけど会うのは今日が初めてだったなーー

｢そーそー！！一緒に住む事になった！！！！！！｣

あの後、Aはめちゃくちゃ迷ったのか時々顔を赤くしつつ、ん"ーーー、と悩んでたけど

｢登下校、送迎付き！！これでどーだ？｣

『よろしくお願い致します！！！！！！！』

Aの高校は家からそう遠くないけど歩いて行くのが死ぬほどめんどくさかったらしい。

Aの学校は俺の学校の近くだったらしい。マジで奇跡

｢は？？さすがに早くねーか？？｣

｢物件決まんなくてホテル暮らしだーって言ってたからさー！そんなのチャンスじゃん？？！だから誘ったワケ。｣

｢オマエら、トントン拍子すぎんだよな｣

｢たしかに｣

｢たしかに、じゃねーよ。ま、嫌われてないだけ良かったな。一緒に住み始めたら朝はどーするよ｣

｢えー考えてなかった。俺来るまで校門で待っててー。｣

｢オマエ1人で起きれんのかよ｣

｢電話かけて起こして〜｣

｢バカか。俺はお前のヨメじゃねーんだわ。Aに起こしてもらえ！じゃーな。｣

ブチッと切られる電話

｢マイキー、なにニヤニヤしてんの？？気持ち悪い｣

｢エマ、そのうちわかるって｣

ふぅん、とジトッと睨んでくるエマ。

もう少し優しくしてくれ