大好きな君 (ページ23)

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体育祭♡ ページ23

貴方side

集会から2週間、今日は待ちに待ったこの高校で初めての体育祭！！！！！

ちなみに関東卍會の中では千冬君とたけみっちが非常に気に入ってしまいましたがもちろん佐野万次郎君には言ってません(言えない)

今日体育祭だから気合い入れていつもより濃いめの化粧とポニーテールじゃなくてお団子にしてみたんだよねメチャクチャ万次郎べた褒めしてきてへへへへへへへ

｢Aキモイよ。顔は良いけど｣

『いや何突然悪口は良くないよ、てか貶してんの？褒めてんの？』

万次郎は今日来ないようで一安心！！早起きしてんなーーって思ったけど関東卍會の皆とちょっと遠くまでお出かけするらしい

｢あーほら、Aがハチマキ手こずってたから開会式始まっちゃってるよー｣

『いいじゃん別に！！ネコミミハチマキ可愛いから問題ないわ！！』

保護者席を見ると皆ビデオカメラを構えてる。いやまだ開会式だぞ。前の高校親全然来てなかったけどなぁ

｢うわやばいね。あれ誰の親だろ？？てかあの辺一帯髪の毛の色やっば。絶対子供もヤンキーだろ！うわあのサングラスかけてるパパさん絶対イケメンこれは子供もイケメンヤンキーとか言ってごめん｣

コイツはイケメンセンサー付いてるんだろうな絶対。見つけるスピード半端ない

『偏見は良くないよリナちゃん！！意外とヤンキーって優し』

なんかあの金髪頭のグラサンパパさんと目があった気が。あれはイケメンだろ(確信)

そのグラサンパパは人だらけのテントを抜け出しどこかへ行ったみたいだ。くそっ。残念。

｢あ、開会式終わったじゃん〜！出なくて済んだわ！！地味にテントまで遠いんだけどマジで｣

リナ、違うねん。私たちの歩くスピードが亀すぎるのよ。イケメン観察してる場合じゃなかったわ！