愛おしさ全開！鶴丸国永くん (ページ7)

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WORRY″心配″ ページ7

先日、私がやっとの事で刀剣を顕現させることが出来た_______という報告を聞いた直属の政府の方が近々いらっしゃる……ということになった。

縁側で足をぶらぶら揺らしながらお茶を飲む鶴丸さん、そしてその横でなんとも可愛らしい様子で油揚げを頬張るこんのすけくん。

微笑ましいな、などと思いながらも実は身体的にはもう限界に近い。

「時の政府の霊力測定には引っかからなかったのに」

寧ろB判定だったくらいだ。
因みに、Ｃ判定以下は全て記憶を消され帰されるか、そのままお役人になるとかで……。
でもそれもまた噂。政府内の黒い噂だ。

「なぁ縁……俺はその、思うんだが」

「どうしたんですか？鶴丸さん」

息が辛い。でもそれを隠すようにして鶴丸さんを見つめる。

彼は思い詰めたような顔をして私に問う。

「政府のお偉いさん方が来たら、その。」

「はい」

「俺は遠征で席を外していると言ってくれないか？
キミのためなんだ。上手く誤魔化して欲しい。」

何のためのごまかしだろうか。

でも、付喪神の鶴丸さんがそういうのだから信じよう。
そして、尊重しよう。

「わかりました。任せてくださいね」

身体の中の熱は放出されるどころか、まるで毒が身体を支配しているかのように溜まっていく。

解毒されずに。