秋白外伝【NARUTO】

【里の宝】 ページ5

「Aさん！！！やっと会えた！」


「イタチくん？」


「オレが、どれだけあなたに会いたかったか…。
Aさん、感謝してます！」



何かお礼言われるようなことしたっけ私。

「ま、まぁ。どういたしまして。」


「あの、四代目は？」

「ミナトは今…どっかに居る。
多分下界の様子見てると思うよ」


「そうですか…。なら、」


ん？んん？なんかデジャブ感じない？？


「イタチくん。
よく頑張ったね、キミは里の宝だ」


「Aさ…ん？！」


「あれ？イタチくん？
どうしたの？？Aになにかされた？！」


あ、ミナト…。
なんかミナトのせいで私、日に日に凶暴キャラになってるんだけど。


「いえ、その…。」


「ミナト…」

「A、わかってる。」



「イタチくん、私思うんだ。
キミはここに来ちゃいけない人間だと。」



ここはなんて言うかまぁ、天国。


別に地獄に落ちろって言ってるわけじゃない。


「キミは、もう一回生きろ」

「そんなこと、できませんよ。」



苦しそうに笑うイタチくん。

誰がこんなふうにしたんだろうね。




「イタチくん…、転生しなさい。」

「オレ、もう疲れたんですよ。
それに、Aさんも一緒に転生しなきゃ…意味ないですよ」


「ならしばらくはここにいる？」



私って、つくづく年下に弱い。

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