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フェイタン※閲注 ページ13
【ニガヨモギ】
※中傷的な表現があります。妊娠中の人は絶対に見ないでください。
一切の責任を負いかねます。
「おめでとう、赤ちゃんがお腹にいるよ。」
婦長さんから言われたのは、妊娠を催す言葉。
相手は、フェイタン。
彼、なんて言うのかな?
楽しみだなァ。
「あ、フェイ。
あのね 嬉しいお知らせがあるんだよー」
「嬉しいお知らせ?何があたね?」
「フェイと私に子供が出来たの」
「子供?ワタシ達のか?」
「うん!」
まだ小さいお腹を撫で、私は彼に愛おしく撫でてもらうのを待つ。
「ワタシ、餓鬼は嫌いね。
下ろせ。」
「え?」
何を言ってるの?フェイ。
下ろすって何を?
「何言ってるの…?」
「だから、餓鬼は嫌いよ。
Aが産むならワタシ、お前殺すね」
「アハハ。
冗談、でしょ?」
あっ、なに…これ?
お腹、痛い。
え?血?お腹から…?
「なん、で?」
フェイ。
私たち、愛し合ってたのに。
なんでこんなに愛憎しいの。
(ーーー悲しみ、苦しみ)
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年10月2日 0時