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私は ページ23
久しぶりの爺ちゃんはほんとに優しかった。
親がどうのこうの、言ってられないよね。
今、帰るべき場所は…目指すべき隣は…追い求める夢は
もう、この世でクロロの隣にしかないんだ。
「もしもし。
クロロ。」
「A？どうしたんだ？」
愛おしいと思ってしまったら…私の負けで。
恋しい…そんな感情に支配される私の脳は意外にも、恋愛をしたことのないなんて考えられないようなもの。
「会いたい」
ガチャと切られた携帯からは皮肉にも通話終了を告げるアラームが流れる。
ザーザー降る雨に、心を見透かされたように。
「私、クロロのこと…気付いたら好きだったんだな」
雨にうたれる身体。
寒い。早く抱きしめてよ。
私、盗まれちゃったなｧ。
「こんな所で、風邪ひくぞA」
ギュッと、強いくらいに暖かい。
「遅いよ、バカ」
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ヴィズ(プロフ) - 葉都利さん» わざわざコメントありがとうございます。励みになります。 (2018年9月29日 21時) (
レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
葉都利(プロフ) - とても面白かったです。完結おめでとうございます！お疲れ様でした。 (2018年9月29日 21時) (レス) id: d7f528593b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年9月17日 22時
