秋白の忍【NARUTO】

二十四の巻 ページ25

「そう言えば Aは兄弟とかいないの？」

いる、と言えば嘘になるが
いない、と言っても嘘になる

つまり、そういうこと 義理の兄弟ならいた

「義理ならね
そういうミナトは？」

団子をひとつ、またひとつと頬張りながら聞く


「ボクには双子の弟がいるんだ
名前はハヤト」


ハヤトって言うのかー…

「それで？聞いてきたってことはなんか相談があるんじゃないのかい？」

「実はさ…クシナっていうボクの同期がいるんだけど
その人と結婚するっぽいんだよね」


期待？嫉妬？不安？安心？安堵？
何があなたの中で蠢いてるの？

「うん、そして？」

「ボクはどんな御祝いを買えばいいのかな？」

と、いや え？ そんな真剣な顔しといて悩み事ってそれ？！

「え、普通に花とか 色々あるでしょーよ」

「あ！そうか！！」

「ありがとうA、あ このあと時間あるかな？」

時間？まぁあるけど…今日は暇だしね


「うん あるよ」

「その…なんていうか・・・」

「ん！はよ言えや！」

もう、モジモジしちゃって！

「デートとかどうでしょうか////」

で、でーと…////


「あー、はい」


なんかモジモジするし照れたりするからこっちも恥ずかしくなってくるよ！！

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