弟よ、怖がるなかれ

気づいて ページ44

「待てよ」

「キッチリ謝ってもらおうか
今のは納得できないからな」

確かに私も納得出来ない
てか、そんなくだらないことに時間を費やすくらいなら殺っちゃったほうがマシじゃないかな？


「もともとてめぇがさっきから疑われるようなマネしてきたからだろ？


別に謝る義理はねぇな」


「まるでオレだけが足を引っ張っt」


「どいつもこいつもうるせぇんだよ クソ虫が
お互い悪ぃとこあんだろ？五分五分で両方悪ぃに決まってんだろ、あ？」

「今ここでお前ら殺してもなんの支障はないんだ
分かったら黙ってついてこい」


とか言えたらかっこいいだろうなぁ
目立ちたくないから言わないけど！！


「よせ！！」

「よしなよ2人とも」

「お、どうやら出口はすぐそこみたいだぜ」




「短いけど3人・・・の道かぁ
長いけど6人で行ける道」



わざと仲間割れさせるようにするなんて....試験官もいい性格してるね
はァ ゴンたちどうするのかな？
私だったらクラピカとキルアくん、そしてゴンを送り出すね

ちょっと待って壁壊せばいいんじゃないの？
私強化系だからパンチ1発だよ？？？



「オレは〇を押すよ
やっぱりせっかくここまで来たんだから6人で通過したい」

たしかに、なら私も〇を押す。

「一か八かの可能性でもオレはそっちにかけたい」

「おいおい」

キルアくんの焦る気持ちもよくわかる
けどーー


「私も〇にかける」

「Aまで？！
一か八かもくそもさ残り時間は1時間をきってるんだぜ
短い道を選ぶしかないよ」

「あとはどうやって3人を決めるか
もちろんオレは3人の中に入るつもりだし」


「誰も降りる気がないなら戦うしかないね」

キルアくん・・・
もっと頭を捻って？
ここで私が助太刀するのはお門違いな気がするし…



「短く簡単な道がいいってみんなが言うなら私はここに残る

ーーけど方法があるはずだ みんなそれを考えよう」


お願い、気づいて？

すごいところ→←許せよ

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