�� ページ12
「そんなあわてんなって」
「だって！」
「俺とちゅうすんのそんないや？」
「そうじゃなくって…」
嫌かと聞かれたら、そうでもないような。。
ちがうちがう、
もう何いってるの大倉さん！
なんなの？大倉さんってチャラい人なの？
「あ、そうや。Aちゃんに報告があります」
「はい？」
「店出る前佐野ちゃん？て子から連絡がきて、丸呼び出されとった」
ドクンと音を立てる心臓
「それで…？」
「その子のとこ行ったで」
それを聞いてまた沈んでいく。
「あからさまやな(笑)」
その後黙り込んでしまった私。
すると
「俺はあかん？」
大倉さんの低い声が聞こえてきた。
少しドキッとして顔をあげると
さっきの意地悪そうな、でも少し照れてる大倉さんがいて
「大倉さんでも照れるんですね」
思わずそう言っていた
「照れてへん！」ってまた笑うから何故かホッとして私も一緒になって笑った。
「…またちゅうしたら怒る？」
「ダメです！」
「えーあかんのー」
「当たり前です！て言うかさっきの返してください！」
「返すってなにを(笑)」
「久しぶりの、ちゅ、ちゅうをです！」
「何それ(笑)」
酔っ払って好きじゃない人とキスするなんて…
いくら大倉さんでもダメ！絶対！
「ええやんか！ちゅうくらい！」
そう言ってんーっと迫る大倉さんの顔をバチンと叩く
「痛った！」
「やめてください」
「ひどい子やわぁ叩かんでもええのに」
しゅんとして俯いてしまった大倉さん。
少しやり過ぎたかな…
そう思って、顔を覗き込むと
「わっ、！！」頭を抑えこまれて今度は深く、また、重なった
「んん゛ーーっ！」
何度も角度を変え重なる唇。
苦しくて胸をグイグイ押したり叩いたりしていると、やっと離れて
「叩いた仕返し」と、またいたずらに笑った。
すっかり力が抜けてしまって反抗できない…
ただ、胸の音がドクドクとうるさく鳴り続ける
気がつけば何処かの地下に入り駐車場で車が止まった。
「じゃあ運転手さん、この子もお願いします」
どうやら大倉さんのマンションらしく、財布からお金を出し降りようとする大倉さん
「おやすみ」
私をみてそれだけ言って行ってしまった。
残されたタクシーの中、急に恥ずかしくなって、自宅の住所を伝えると
耐えに耐えきれず目を閉じて寝たフリ。
タクシーで何やってるのよ〜もう。。
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りつ(プロフ) - えりかさん» コメントありがとうございます(^O^)レスか遅くてすいません。。これからい丸山さん登場予定なので続きもみてもらえたら嬉しいです（*＾-＾*） (2020年2月24日 19時) (
レス) id: 37197a5ac4 (このIDを非表示/違反報告)
えりか(プロフ) - わぁぁ、面白いです。丸ちゃんがカッコ良すぎる。 (2020年1月1日 9時) (レス) id: 5caf10e82c (このIDを非表示/違反報告)
まるいりつ(プロフ) - ほのかさん» コメント有難うございます！ギュンギュンして頂いて、嬉しいような申し訳ないような…(；▽；)似てるんですか？！私の理想をこの丸山さんに入れているので、羨ましい限りです！！引き続き宜しくお願いします。 (2019年2月27日 17時) (レス) id: 63d156e056 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ううううう泣 色々とギュンギュンなんですけど泣 好きだった人とこの丸山さん似てるんです泣 続き楽しみにしてます泣！！ (2019年2月27日 15時) (レス) id: 0971ca3532 (このIDを非表示/違反報告)
まるいりつ(プロフ) - 世現身(。。)さん» 有難うございます(^O^)ご返信、更新共に遅くなりすいません( ´･ω･`)ノロノロ更新てすが引き続き宜しく御願いします。 (2019年2月26日 10時) (レス) id: 63d156e056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りつ | 作成日時：2018年11月17日 9時
