【東京リベンジャーズ】東卍のヒメ様4 (ページ18)

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159話:ヒメ様と処理ページ18

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昼間とは変わり時計は深夜を指す。
夜の時間はやっぱり落ち着く。

春ちゃんのする運転で海沿いを通る。
今日のお仕事はこの前のスクラップを魚の餌にする。

『春ちゃん…早く終わらせて帰ろう…』

「当たり前だろ？
簡単なシゴトだ手間取んねぇだろ？」

そう言えば春ちゃんは少し崖になった所に車を止める
袋に詰めたスクラップを車から出して崖下をのぞけば下には魚が群がっている。
”エサはまだか”とも言わんばかりに。

魚のエサをぶちまけようとした時。
後ろから固く鈍い音が聞こえる。

隣にいる春ちゃんを見れば”しっー”と
合図を出される。おそらく梵天へ刃向かって仲間を殺されたやつかただただ成果を上げたいチンピラ共だろう。

でも、やり口を見ればチンピラ共だとすぐに分かる

「手ェ上げろ」

「テメェら、何が目的なんだよ」

「梵天のNo.2とその奥さんかっさらったら
金が入るだろ？」

”ヒャヒャヒャ”と汚く笑う。
春ちゃんの声音からしてすごく不機嫌な事がわかる…
それにしても杜撰な行動なのにこれだけで
揺さぶられていると言えるのが呆れる。

「コレだけでオレらに揺さぶりかけて金が入るとでも思われてるなら舐められてるモンだよなぁ？A？」

やっぱり春ちゃんも思ってることは一緒らしい。
ゲラゲラと笑い始める。
私もそれにつられて口が弧を描く。

『笑ったらかわいそーでしょ？
所詮は本職には叶わないドブネズミなんだから…
やさーしく見守ってあげよーねぇ…？』