【呪術廻戦】 お前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し30 ページ32

伊地知さんが寝てる間外へ抜け出し
真っ暗なグラウンドで独学で取り組み


朝方


伊地知さんが起きる前に部屋に戻り
ベッドでいかにも
ずっと寝てましたといった感じで眠る


ただし、真昼に起床なんてしたら
夜遅くになにかしていたのでは？


と疑われることを
考慮して7時にアラームをかける


我ながら完璧だ


まあ数時間しか寝れないんやけど


そして起きる時間の7時頃


騒がしいアラームに無理やり起こされ
のそっと起き上がると
そこには伊地知さんの姿がなかった


不思議に思いながら思い体を起こし
リビングに行くとテーブルの上に
おいてある置き手紙に目がいった


『‥‥別件の仕事、か』


手紙には仕事のことと
昨日のマッサージのお礼が書いてあった


どうやら仕事が入ったらしく
家入さんの所に行ったらしい


代わりに別の人が来るらしいけど
まだ来てないみたい


『ふぁあ‥‥ならもうひと眠りしよっかな』


あっ


でも起きてなきゃ部屋に入ってこれないか‥‥


『‥‥寝たい』


あんまり寝てないからか頭痛くなってきた


あーしんどっ


呪術、呪力もまだまだものにできてないし
これからもこうやって無理に
スキをつくってやるしかないと思うと辛いな


はぁっと深いため息をつき
テーブルにつっぷしていると
【ガチャガチャ】と玄関の方から音がした


代わりの人かな‥‥


そう思い玄関前まで行くと
鍵が【ガチャンっ】と回される


‥‥え


なんで開けられるの？


合鍵‥‥か？


なんて疑問に思っていると
扉が勢いよく開かれる


そこには伊地知の代わりの人なんておらず
なんと出張に行っていたはずの五条悟だった


は？


伊地知さんの話だと
もっと掛かるって聞いてたのに‥‥


『お、おかえりな「伊地知は？」え
仕事が入ったらしくていませんけど‥‥』


声のトーンがいつになく低い


そして機嫌も悪そうだ


もしかして‥‥虎杖が‥？


いや、伊地知さんが仕事が入って
ここを出ていったのは恐らく6時頃


それを考えると少年，院の話にしては早すぎる


別件か？


五条「入れ違いか‥‥運の良いやつだ」


『出張は「そんなことよりさ」？』


五条「人の部屋に男と
よろしくやってた感想でも聞かせてよ」


‥‥ん？


よろしく？


『なんのことです？？』


五条「僕から言わせるつもり？」


えっ


いや


ほんとになんのこと？


そう思っていると五条悟はズカズカと
部屋に入りソファーの下から何かを取り出した

推し31→←推し29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す