あなたの我儘を聞かせて (ページ29)

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音楽の島エレジアページ29

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数週間後赤髪海賊団は音楽の島エレジアへ上陸した

煉瓦造りの建物が並ぶ綺麗な街並みで
音楽家や愛好家で国は賑わっていた

「A、」

『分かってるわ…ほら被るから』

本当はフードを被りたくないAだが
いつバレて狙われるか心配でたまらないシャンクスのため
無理矢理にフードを被った

「A！！一緒にいこうよ！」

『シャンクスじゃなくていいの？』

「夜はシャンクスと一緒にいることになってるから
夜まではAとがいいの！」

『あら、そう？
じゃあ一緒に冒険してみましょうか！』

ウタは嬉しそうに手を引っ張ると
屋台やお店に目を輝かせていた

「A、これ食べたい！！！」

『これひとつ頂けるかしら』

「160ベリーだよ」

『どうも

ほら、ウタちゃんどうぞ』

「わーーいやった！
ん〜〜っ！美味しい！！！」

「よかったな、ウタ」

「ホンゴウさんもほしいの？」

「お、くれるのか」

「今日は特別にあげる！
Aも食べて！」

『私はいいの、そうだ…

ウタちゃん後ろ向いてて』

「なあに？」
思い出すようにAは小さな箱からネックレスを
取り出しウタに着けた

「わあっ、綺麗！！真っ白！真っ白の宝石！」

『喜んでもらえてよかった
今日のステージ頑張ってね、楽しみにしているわ』

「Aのおかげで頑張れるよ！！」

ウタは夜に大きなホールで歌を披露することが
決まっていた

ウタはそれはとても喜んだが反対にとても緊張している
そんなAは記念にと丸い白の宝石が着いた
ネックレスをプレゼントであげた。