出港 ページ28
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そして、出港の時がやってきた
「A〜！！」
『ルフィ、どうかしたの？』
「ちょっとオレをそのマントで隠してその、、」
『…着いていきたいのね
でもバレると思うわよ？』
「お願いだよAーー！！」
海賊船に乗せるくらいなら別にいいだろうと思い
ルフィをマントで隠しながらレッドフォース号へと向かう
「A 遅かったな」
『約束の時間過ぎてた？まだ時間はあると思うのだけど』
「あれ…ルフィは？」
「確かに…さっきから見てないわね」
「にっひひ」
バッ
一斉に笑い声の聞こえた所へと目線がむく
「なあA、マント脱いでみてくれ」
『あっ……』
「ちえぇっ〜！俺も連れていってくれよぉ！」
「勝手にAに隠してもらって忍び込むとは」
「A！卑怯だぞ！！
協力してくれるんじゃなかったのかよ！」
『 協力って…ふふ、
海賊になりたいのなら自分でなりなさい
下っ端より船長になった方が自由よ』
「ウググググッ、、」
「いこ！シャンクス」
「ふっ、フフフ……」
「こらルフィ！離しなさい
Aちゃんが行けないでしょ！」
「だってぇぇ……」
『残念、私意外と強いのよ
またね、ルフィ マキノちゃん』
「お土産話待ってるね！」
『えぇ、楽しみにしといて』
「A〜出港するぞ」
『わっ、ごめんなさい！』
「野郎共〜〜〜！！
出港だー！！！！」
「「「「「「「おおお！！」」」」」」」
「次はどこに行くの？シャンクス！」
「次はな…“音楽の島 エレジア”だ」
この後に悲劇が起こるとは誰も予想できなかった
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作者名：冬乃 | 作成日時：2022年10月4日 13時
