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ぱしん、とAちゃんのマネージャーさんにはたき落とされた手は行き場をなくしてふらふらと自分の足に舞い戻った。
これは思わぬ刺客だな…。庇護欲がわく気持ちはわかるけど。わかるんだけども。
マネージャーさんは未だに俺をじとっと睨んでいる。
目黒「…Aちゃん、可愛いっすよね」
ソミ「それはすごくわかります」
目黒「なんかこう……人懐っこい小型犬っていうか………人懐っこい…なんだろ…」
ソミ「めちゃくちゃ懐いてくれる猫ですよね…わかります」
目黒「そうそれ！」
俺も世渡り上手になったものだ。こういう過保護な方はほいほいノせてあげるといいらしい。
マネージャーさんはAちゃんに頬ずりしながら少しずつ俺に微笑んでくれている。なんだかんだ扱いやすくていいかも。
俺とマネージャーのソミさんでAちゃんの話をして盛り上がっていると当の本人が控えめに声をだした。
「あの…そろそろ恥ずかしい……」
ソミ「ああんもうそんな所も可愛い！！！」
「わかった、わかったから…！」
目黒「Aちゃん、照れると両手で顔隠すんだ！可愛い」
「だから！もう！……もー！！」
よっぽど恥ずかしかったのか、語彙力がなくなって目が少し潤んでいるAちゃん。………可愛い。
目黒「ね、ぎゅーしてもい「だめです今カメラはまわっておりません！！！！！」………ソミさんに言ってないし〜Aちゃんに言ってるんだし〜〜」
「喧嘩しないの！もう、ほら撮影始めるって！」
ソミ「…はーい」
ソミさんは渋々Aちゃんから離れてスタッフたちに紛れていった。
▽△▽
目黒「じゃ、そろそろ寝る？」
「うん、ベッドルームどこかな〜」
すっかり撮影モードに入った俺たち。俺結構悶々としちゃいそうなんだけど大丈夫かな、なんてくだらない事を考えていたけど、二人でベッドに入って寝る所まで撮ったらその後はそれぞれ与えられた部屋で寝るらしい。なんなら帰宅してもいい、と。…なにそれつまんねーの。
「わ〜、ベッド広い…！」
目黒「でもくっついて寝るでしょ？」
「……え、う、………うん…」
目黒「ふふ、可愛い」
「〔あ〜またそうやって…！〕」
Aちゃんは俺の腕をこつんと叩いた。え、え、なにそれ初めての反応…！
ちょっと嬉しくなった俺はベッドにダイブしてからAちゃんに振り向いた。
目黒「おいで、Aちゃん」
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リン(プロフ) - 凛子さん» ご指摘ありがとうございます🙇♀ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: e93f4c18aa (このIDを非表示/違反報告)
凛子(プロフ) - 18ページの남편 ですが、韓国だと敬称をつけるので남편님が正しいかと思います^ ^ウギョル好きで更新楽しみにしています〜頑張ってください^ ^ (2022年8月19日 18時) (レス) @page18 id: 27fb3368d0 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - ウギョル好きで良くみてたので、懐かしい〜って感じで面白いです👏👏素敵なお話ありがとうございます💜 (2022年8月9日 21時) (レス) @page21 id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - こんな小説読みたくて見つけて嬉しいです！更新楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月14日 15時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 続編はないんですか？終わりになってしまってるので。 (2020年12月17日 1時) (レス) id: b254dee173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2020年4月1日 15時
