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買い物を終えて車に乗り込むとすでにナビに二人の新居となる場所が設定されていた。辿られた線通りに進んでいくと、目的地周辺です、と無機質な声。
目黒「ここだね」
「わ〜…可愛い家…！」
ここ数時間でわかったこと。Aちゃんはよく目をきらきらさせる。リアクションがいちいち可愛い。俺を見上げるときは無意識なのかいつも上目遣い。
このウギョルがいつまでなのかは分からないけど、これからまたAちゃんの新たな一面がたくさん見られると思うと楽しみで仕方がない。
目黒「俺、てっきりマンションだと思ってた」
「わたしも…でも二人で住むにはちょうどいい大きさ、だね」
綺麗な花が所々に咲いていて、アーチ状になった木が俺たちを迎え入れようとしてくれている一軒家。大きくはないけどAちゃんが言ったとおり二人で住むには充分だし、もし子どもを授かっても部屋が少しは余るくらいありそうだ。
…………いやいや子どもって。
「れんくん？…おーい、れんくん〜？」
目黒「あ、ごめん、とりあえず車入れるね」
危ない危ない。変な世界にいってた。カーポートに車を入れて買い物袋を後部座席から取り出す。Aちゃんが持ってくれようとしたけど、か弱い女の子には持たせません。
別に、ちょっとむっとした顔が可愛いとかそんなん思ってないし。
「…あ、ありがとうございます」
内心にやにやしているとスタッフさんから鍵を貰ったらしい。俺の分と、Aちゃんの分。
家に入ろっか、と声をかける。
目黒「鍵、あけれる？俺手塞がってるから…」
「うん、任せて！」
カチャカチャと玄関の鍵を開けてくれているAちゃん。後ろ姿もかわいいな、なんて。
そういえばキャリー、と思って少し振り向くと俺のマネージャーと綺麗なお姉さんが俺たちのキャリーを車からおろしている所だった。…だれだろう、あの人。Aちゃんのマネージャーさんかな？
じーっと見ていると目があってしまった。……………なんか、俺、ちょっと睨まれてる………？
ぺこりと頭を下げると、ぶすっとした顔で頭をさげてくれたけど。
なんかすげぇ敵意剥き出しじゃない？俺なんかした？
「れんくん、鍵あいたよ？はいろう！」
目黒「あ、うん。ありがとう」
玄関をあけて待っていてくれたAちゃん。あの人なんか気になるけど、まぁいいや。
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リン(プロフ) - 凛子さん» ご指摘ありがとうございます🙇♀ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: e93f4c18aa (このIDを非表示/違反報告)
凛子(プロフ) - 18ページの남편 ですが、韓国だと敬称をつけるので남편님が正しいかと思います^ ^ウギョル好きで更新楽しみにしています〜頑張ってください^ ^ (2022年8月19日 18時) (レス) @page18 id: 27fb3368d0 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - ウギョル好きで良くみてたので、懐かしい〜って感じで面白いです👏👏素敵なお話ありがとうございます💜 (2022年8月9日 21時) (レス) @page21 id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - こんな小説読みたくて見つけて嬉しいです！更新楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月14日 15時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 続編はないんですか？終わりになってしまってるので。 (2020年12月17日 1時) (レス) id: b254dee173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2020年4月1日 15時
