善逸とガチ恋したいヤツちょっと来い【鬼滅の刃】

あとがき ページ47

ここまで読んでくれた方、ありがとうございまーーーす！！！


春の大感謝際。


おかげさまで書きたいこと全部書けました。



善逸の過去に向き合う話が、人並みのしあわせを手にいれる話が、書きたかったんです。



まとわりつく闇みたいな、墨汁みたいに真っ暗な無意識領域って善くん大丈夫か？？



そういえば小さな頃からひとの心の音聞こえてたんだよな。

じいちゃんに拾われるまで、奉公先で耳のことを気味悪がられながら、こきつかわれてたっぽいし。





……

書こう！



で、こうなりました。





たぶん善逸自身の音は、けっして綺麗じゃない。


それでも、泥だらけでカッコ悪い音でもきっと、どこか綺羅綺羅してるんだろうなって。


そんな善くんだから、同じように、心の音が綺麗じゃないからこそ頑張る女の子に恋をする、そんな夢小説が読みたくて、書きました。



(例に漏れることなく、わたしのはかなり汚いと思うので笑)








「三千世界の鴉をころし
ぬしと朝寝がしてみたい」

や

「夢で見るよじゃ惚れよが足りぬ
真に惚れたら眠られぬ」

など、
本作では
都都逸(どどいつ)
という江戸の遊女が残した唄を、いれまくってます。



この作品を読んでくださってるひとに知ってもらいたくて、押し売りしました。



よかったら調べてみてくださいね。
性癖グサグサ刺さります。





だけど

「忘れじの
行く末までは
難(かた)ければ
今日を限りの
命ともがな」

この句だけは、小倉百人一首からです。

百首ですよ？
それも恋の句が腐るほどある中で、逸脱してて衝撃受けた、だいすきな歌です。はー好き。





ここまでお付きあいいただき、本当にありがとうございました。




善逸沼はいいぞ！！！




間宮

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