いつか、一つに ２

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side スコープ

大貴...

施設で聞いた気がする

まぁ、後々わかるか

さっき、嵐さんのアジトに嵐さんを送ってった

今はラピの車でJUMPのアジトに向かってる

俺らがぶち破った壁はもう使わないでくれと言われた

この車、いつの間にかdesireの誰かが取ってきてくれてたらしい

...あえてどうやってアジトに入って鍵を取ったかは聞かないでおいた

フ「スコープ、覚悟は？(ﾎﾞｿ」

ス「出来てるよ、大丈夫(ﾎﾞｿ」

周りがうるさいから会話は聞こえてないと思う

ラ「はい、着いたよー」

ド「うわぁ、なんか懐かしさを感じる...」

S「頑張ったからね」

バ「ただいまー」

ギ「おかえりー」

ス「おかしいだろ笑」

C「お邪魔しマース」

J「いらっしゃーい」

ド「早速だけどスコープ、ファル
...聞かせて？」

ス「あー、うん、分かった
俺からね
俺の知ってること、性格には思い出したことは
ギーク、コマンダー、ソニックハンター、俺は実験室ってとこで生まれ育った」

ギ「は？何それ」

ス「最後まで聞け
俺とギーク、ソニックハンターとコマンダーに分かれて大体は行動してた
親が研究者同士ってのもあって、俺たち４人はよく遊ぶようになった
実験体の子も遊んでたから実質５人か...
実験体でよく遊んでた子はNo.415
俺ら４人の親は実験体の誰かが逃げたせいで殺された、親が亡くなったあと、俺らはどうやったのか覚えてないが、実験室から逃げ出した
俺が思い出したのはJUMPを結成した時。ただ、これが全てじゃない...らしい」

ソ「らしい？」

コ「色々説明が欲しいんだけど」

フ「僕の話が終わってからね
...僕、いや俺ね、」

全-フス「！？」

フ「まぁ、最後まで聞きなよ
俺さ、実験体だったんだ
バレットと一緒に」

バ「俺！？」

ス「それ、初耳だぞ！？」

フ「当たり前じゃん、言ってないんだから
俺はNo.415、バレットはNo.810
こまとソニはバレットの方によく行ってたよ
スコープとギークは俺のとこによく居た
俺も施設で産まれた
４人と違うのは、親が俺産んですぐ亡くなったことぐらい
親無しは勝手に実験体にされるからさ、４人だってされるとこだったんだよ？
まぁ、俺のせいだけど」

ス「どういうこと？」

ギ「ファルが逃げたの？」

ソ「俺、どうすりゃいいんだ...？」

コ「...」







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ド「蚊帳の外感が...(ｺｿ」

S「仕方ないよ(ｺｿ」

ラ「見守っててあげよう！(ｺｿ」

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