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十八滴 ページ19

御「何かな?…そうだね。奥の部屋に行こうか」

御館様は、何を察してくださり、私を他の柱と遠ざけた。

『すみません。気を使わせてしまい…』

御「構わないよ。君が言いたいことは、大体分かるよ。実弥と別行動したいんだろう?」

『!!…はい。』

前回の戦いで分かった。私は、単独行動に向いてる。感情任せに戦い過ぎて、周りが見えてない。もしかしたら、味方も…

『師範は、柱であり、私以上にやるべきことが多くあると思います。私に束縛されるような方ではないかと』

御「Aは、優しいね。…不本意だが、分かったよ。実弥には伝えておく。あと、他に聞きたいことは?」

『ありがとうございます。…御館様は、なんでもお見通しですね。』

本当に凄いお方だ。

『血の呼吸は、鬼の強さによって無惨の示す力は異なるのでしょうか?』

この前は、弱い鬼を切ったが特に変化は、なかった。このままでは、終わりが見えない。

御「そうだね…これまでの資料には、書かれてないけど、過去の血の呼吸の剣士は、確かに優秀な人が多いね。もしかしたら、強い鬼を狙っていたのかも知れない…」

『それでしたら、十二鬼月との戦闘へ配置してください。』

それが、無惨…鬼を抹消する最善の方法だ。

御「A…それは、自ら死へと近づくような行為だよ。十二鬼月は、確かに強い。その分、危険もある。」

『存じております。私は、どうなっても構いません。たとえ、死にかけても。死んでも。』

それが私の本望だ。師範に助けて貰った命。この鬼殺隊に入って、使い果たすと誓ったのだ。

御「本気なんだね。」

御館様は、頷いて下さったが、顔は、師範と同じように悲しそうな顔をしていた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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柚木夏紗 - 二十二滴の話が非表示になってますよ!!話が飛んでしまいます!! (2020年3月9日 5時) (レス) id: 73f9f96d98 (このIDを非表示/違反報告)
ショコ(プロフ) - すみません、二十二滴の話が非表示になってますよ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 46d689b6ff (このIDを非表示/違反報告)
きらー(プロフ) - 蒼さん» 勉強不足でごめんなさい!ご指摘ありがとうございます! (2020年2月11日 9時) (レス) id: 076b2bbeaf (このIDを非表示/違反報告)
- 全集中の呼吸を誤解されているようです; 刀から実際に水が出ているのではなくて、技の動きなどからまるで水のように見せているだけなのです! (2020年2月10日 22時) (レス) id: 26deb3f74c (このIDを非表示/違反報告)
きらー(プロフ) - 夢世_yumese_さん» ありがとうございます! (2020年2月10日 20時) (レス) id: 076b2bbeaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きらー | 作成日時:2020年2月9日 22時

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