the day love began to grow ページ5
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春。
桜の季節。
私の心に穏やかな風を運んできたのは
彼でした。
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『え？』
栞「だから、Aが今度の企画のチーフだって」
外回りから戻ると告げられた
その報告に絶句してしまった。
栞「よかったじゃん」
『うん！』
ずっと企画部で仕事をしてきたけど
補佐的業務ばかりだった。
少し、認めてもらえたのかな。
栞「あんた肩に何つけてんの？」
『え？』
浮かれてポカーンとしてる私の肩に
栞が手を伸ばして言う。
栞「さくら？」
『あー、外回りの時かも。すぐそこの桜並木かな。』
栞「あそこ今結構いい感じに咲いてるもんね」
『うん。』
その桜並木の桜は本当に綺麗で、
毎年見る度に胸が痛くなる場所だった。
それは、
『この桜を広臣と見たい』
と思ってしまっていたから。
だけど、「ほら」と栞に渡された
桜の花びらを見て浮かんだのは
隆二くんだった。
栞「何してんの？」
そっと花びらを財布にしまう私に
汚いものでも見るような目で
栞が言った。
栞「ドライフラワーにでもすんの？」
『いや、しないわ！』
栞「花なんてキャラじゃないじゃん」
『いいの！』
ササッと財布にしまって
パソコンに向かって
座り直した私に栞が言った。
栞「怪しい。」
『なにが』
栞「今日、飲み行くよ」
『なんで』
栞「いいから！」
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ねーやん(プロフ) - お久しぶりです(^ー^)大変でしたね( ｡ﾟДﾟ｡)5章も楽しみに待ってます(^ー^) (2017年5月23日 22時) (
レス) id: 17d749540e (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - 続きが早く読みたいです。 (2017年5月16日 15時) (レス) id: 9729cafb7d (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 臣くん！がんばれー諦めるな！ (2017年5月12日 8時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - さのんかさん» さのんかさん⇒ありがとうございます！臣くんおせおせ(笑)私も書きながら思っちゃってますwこれからもよろしくお願いします！ (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - 藍虹さん» 藍虹さん⇒ありがとうございます！臣くんファンからの隆二押し、すっごい嬉しいです！！私の中の隆二はとことん優しい人なんでこんな感じになっちゃいました(笑) (2017年5月12日 2時) (レス) id: 8c3f511bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃき | 作成日時：2017年4月10日 16時
