犬、犬を拾う【kn】

5　はんこうき ページ6

「捏島部長ぉ〜、聞いてくださいよ〜」



語尾にハートが付きそうな勢いで話しかけてくる部下。

香水の匂いはかなりキツイんやけど、顔やスタイルはええ方なやつ。


kn「おー、どうしたん」

「最近、駅前にイタリアンのレストランできたじゃないですか〜。今日一緒にどうですかぁ？」


俺の腕をそいつは無駄に豊満な胸で挟んだ。

kn「最近、大切なやつが出来たんや。やから暫くは無理やな。」

表情は変えずに振り払う。


お前よりもハルの笑顔見てるほうが幸せやわ。



「え、もしかして彼女ですか？妬けちゃうなぁ〜」

また俺の右腕に絡みつく。


こいつ、めんどくせぇな。


kn「まあ、取り敢えず無理やから。」

そう言って振りほどいてから仕事に戻る。








kn「帰ってきたでー」

そう言いながら玄関のドアを開けると、いつものようにハルはこちらに駆け寄る。

kn「おー、今日も待てたんか。えらいやんけ！」


そう言いながらハルの頭を撫でようと手を伸ばす。


すると、ハルは顔を引きつらせ、リビングへ走っていった。

kn「へっ、ハル？？」


逃げられた……んか？


こんなことは今まで無かったから、心に深く刺さった。

……何かしたっけ？



記憶を遡らせても何も思い付かん。


取り敢えず、ドッグフードを出し、ハルの様子を見守ることに。

しかし、いつものように餌は食っとる。


……俺の方をちらりと見ては、すぐに怪訝な顔して食べとるけど。









？「やだ、……な。」









久し振りです。

作者です。


受験合格しました。(やたあああ！！)


あと、更新ずっとサボってて本当に申し訳ありません。

サボっていた間、ずっとプロskしてました。


いやぁ、みんな可愛いですよね。特に咲希ちゃん。



それはさておき、多分ですけどまた更新頻度は中々……ちょっと……ハイ。


ですが、なるべく毎日チェックしに行くと思います。



あと、失踪は絶対にしません。

これは私のプライドです。


だから、一週間更新してなくても「いつ更新するんだろう」という軽い気持ちで待ってやって下さい。


あと、作品は更新してなくても他の作品は読み漁ってます((



ちょっと長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。

では、次のオハナシをお待ち下さい……。

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