ヤンデレ一松 続編

第57松 ページ7

おそ松目線



「クッ…一松を逃がしてしまったか…」



そう言うとカラ松は悔しそうに下を向いた。



チョロ松はというと、急いで救急車で応急処置をしてもらい現在は病室で休んでいる。



十四松とトド松の生存確率が低くなってきてるが、あいつら生きてんのかなぁ…。



そんなこんなで、俺たちは今チョロ松がいる総合病院の外のベンチで腰掛けていた。




「それにしてもこれからどうするよ、下２人の生存確率が怪しくなってるし一松もやばいし…」




「…そうだな…ひとまずチョロ松の回復を待つのみか…」





「でも、Aはどうすんの？いつ一松に 殺 されるか分かんないし」





「とにかく現在は松野家は非常にピンチなんだ。父さんと母さんも危ない」



カラ松は飲み干したジュース缶をゴミ箱に投げ入れ、再び下を向いた。



そしてその時俺はある事を思い出す。




「確か一松はあの時、『占い師に貰った』て言ってたよね。あの日記」




「…そうだな、でも俺らは占い師の居場所など分からない」




「いやいや、無理に占い師探さなくてもいいと思うよ？だってそれに似たような物扱ってるヤツがいるでしょ」




「…！！そうか、デカパンだ！」




「そのとーり！だから俺は今から博士んとこ行ってくるよ。一刻を争う事態だからな」





「あぁ、頼んだ。俺はチョロ松といる」





そしてなんやかんやあって、俺はデカパンに会いに、カラ松はチョロ松といるという作戦に出た。




デカパンにそれらしき物を貰ってから、病室に戻りカラ松と一緒に異世界に行く。





チョロ松も回復間近だったら兄松で異世界に行く。





恐らく十四松もトド松もそこにいるはずだ。





早いとこ行ってアイツの闇モードをオフにしないとマジでヤバい。






「デカパーン、いるー？」

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