(物理的に)小さかった降谷さんがいる世界へと行きました。【名探偵コナン】II

第七十一話 零side ページ28

受験終わったんでやっと更新できる…(´；ω；｀)

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風呂から上がり髪を拭く。

Aとハロが寝ているからドライヤーは使わないでおくか



「…お腹、空いた」




突然空腹を感じ腹を撫でる。

今から何か作るわけにもいかないし、カップ麺でいいか。

適当に下着とズボンを選んで履き、キッチンに向かい上の戸棚を開ける。

積んであるカップ麺から焼きそばを取り出し、フィルムを取りかやくとタレを取る。

家を出る時沸かしてポットに入れたままだったお湯を注ぎ、三分待ってお湯を捨てる。

かやくとタレを入れて、焼きそばの完成だ。



「たまーに食べたくなるんだよなあ」



なんて、言いながら焼きそばを食べた。

食べ終わったら軽く洗って捨てて、洗面所に行き歯を磨く。

磨き終わったらリビングにあるベッドに向かう。

ベッドに着くと、ハロを抱いて眠っているAの姿があった。

Aの頬に手を伸ばす。

…なんで、Aは傷をつけてここの世界に来たのか。

頬に見える痛々しい傷、手から腕にかけての打撲痕、足の擦り傷。

本人じゃなくて、まさかコナンくんからAの怪我の状況を聞くことになるとはな。

こんなに酷い怪我だったのに、なんで言わなったんだ。



「ばか」



Aの前髪をはらい、おでこにキスをする。



「…クゥーン」


「ハロ…ただいま」


「アン！」


「シー、Aが起きるだろ」



ハロの頭を撫でる。



「…そろそろ、寝るか」



Aを起こさないようにベッドに潜り込む。



「おやすみ、A」



Aを抱き締め、僕は目を閉じた。

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