第六十六話 ページ23
洗濯物を畳み終わったと同時に家電が鳴った。
タイミング良すぎないか?
出ていいものか迷ったが、何か大事な用事だったら困るため恐る恐る受話器を取る。
「……もしもし。ふ…安室ですけど」
危ない、危うく零の本名を言ってしまうところだった。
『僕です。よかった、電話に出てくれて』
零からの電話だった事に胸を撫で下ろす。
「れ、零か…よかった…」
話によると、どうやら零は今日中に帰ってこれないようだ。
大方組織関連の事だろう。
「わかった…気をつけて」
零が怪我をして帰ってきませんように。
そう願いながら、その言葉を零に言った。
電話が終わり受話器を戻す。
「…ハロくん。零、今日は帰れないみたいだ」
「クーン」
「…心配か?ハロくんは優しいなぁ」
ハロくんを抱き上げ、体を撫でる。
「零が帰ってくるまで一緒にお留守番しような」
「アン!」
冷蔵庫に作り置きがあると言っていたが…なんの料理だろう。
ハロくんを床に下ろし冷蔵庫に向かい戸を開ける。
中には里芋の煮っころがしと海苔の佃煮が入っていた。
うちのばあちゃんが良く作るレパートリーだ。
思わず笑みが零れる。
お米はあるかと炊飯器の中を見れば、お米は炊いていなかったのでキッチンを捜索してなんとかお米を見つけた。
2合でいいか、と思いながら私はお米を研ぎ
炊けるまでハロくんとまた戯れることにした。
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yu-kun(プロフ) - まだ見ていただいてる方へ。アカウント変えて続き書いてます。よろしくればプロフからどうぞ。 (2023年4月5日 4時) (レス) id: 7bcd0f2da7 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 「続き」じゃなくて「終わり」になってるから続くのか心配です....見たいです。作成さんも都合があると思うのでそこは首を長くして待っておきます!更新をが楽しみです (2022年6月24日 11時) (レス) @page46 id: c0ec2f5f77 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し(だが渋い槇寿郎も好き) - 続きがとても気になります!更新楽しみに待ってます! (2021年5月2日 18時) (レス) id: c50ca7ded5 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 感情がリアルで凄くドキドキします!続き楽しみです! (2020年6月17日 9時) (レス) id: 68950930bb (このIDを非表示/違反報告)
名無し - わー!続きが気になります!更新楽しみにしてます(^^) (2020年3月18日 5時) (レス) id: 1e13ba2df3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yyyh/
作成日時:2019年10月6日 16時