(物理的に)小さい降谷さん、拾いました。【名探偵コナン】I

第三十六話 ページ38

先程渡した服は降谷零をイメージし、シンプルな服装にした。

トップスには青いＴシャツ。

ボトムスには淡い黄色のズボン。

アクセントに黒キャップに白でJapanと刺繍してあるもの。

さすがにやり過ぎたかと思ったが、キャップは零も気に入っているみたいでよかった。

さすが日本が恋人なだけある。



「次はこれを」


「まだあるんですか…」


「もちろん。こんなに服があるのだから透に似合う服を見つけなければな」



柄にも無くうきうきしている。

それ程楽しいと言う訳だが



「わかりましたよ、気が済むまで付き合います」



ふわっとした笑みを向け、またカーテンを閉め着替え始めた。

安室透パワーは末恐ろしいな。



「着替えました」


「早いな。…これも似合う」



次は安室透をイメージした服装。

水色のＴシャツの上から白いカーディガンを着せた。

ズボンはそのまま先程の物を



「なら次はこれだな」



これで最後、バーボンをイメージした服だ。

黒いパーカーに白いズボン、そこに先程のキャップ。

どれもこれも在り来りな気がするが、どのイメージにも私的にぴったりだ。



「よし、これ全部買おう」


「全部ですか！？ 流石に申し訳ないですよ…」


「こういう時に使わないでどうする。貯まっていく一方だ。…ダメか？」


「う…、わかりました…お言葉に甘えさせて頂きます」




無事、コーディネートしたこの三着？ を買うことができた。

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