第十一話 ページ13
自分のスマホのアラーム音で目が覚めた。
時刻を確認すると五時だった。
あぁくそ、六時に設定するはずが五時に設定してしまった。
四時間しか寝れてないじゃないか。
生憎一回起きたら二度寝は出来ない体なため仕方なく起き上がる。
眼鏡をかけ辺りを見渡すと、机の上には何やら布が
覗いてみるとそこには綺麗な顔した降谷さんがいた。
一瞬かなり驚いたが、そう言えば降谷さんがこちらの世界に来ているのだったことを思い出し冷静になった。
漫画では確か降谷さんは早起きだったはずだ。
この時間に起きていたからそのうち起きるだろう
降谷さんが起きる前にとりあえず顔を洗っておこうと洗面所に向かい顔を洗う。歯磨きは朝食を食べてからでいいか
服を着替えようと部屋に戻る。
もうそろそろ降谷さんは起きているだろうか
布団を見てみるとまだ降谷さんは眠っていた。
まぁちょうどいい、この隙に着替えよう。
素早くスーツに着替えた。
その間降谷さんはやはり起きなかった。
寝たフリかと思い確認しているとこれはガチ寝だ。
すごい気持ちよさそうに寝ている。
当分起きないやつだこれ、となったのは言うまでもない。
降谷さんが起きる前に朝食を作るか
キッチンに行き何を作るか考える。
降谷さんサイズの物はまだないため苦戦中だ。
何か食器の代わりのものはないかとキッチンの引き出しを漁っていると、珈琲に入れるミルクが出てきた。
…これにするか。
私は珈琲を作り三つミルクを入れ、殻になったミルクの容器を丁寧に洗う。
次に爪楊枝二本を短く切り(大変だった)、ギザギザしている部分をカラーテープで留める。
これで降谷さんの食器の出来上がりだ。
流石だな私、まさか出来るとは思わなかった。
「ミルク三つは甘すぎたか…まぁ、これもいいか」
そう呟きながら、私は珈琲を啜った。
725人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷぅ(プロフ) - はい、大好きな作品で何度も繰り返し読ませていただいてますし、これからも繰り返し読ませていただきますね(#^.^#) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» そう言って頂けて幸いです。忙しさを理由に小説を書けていない事、申し訳ないです…。私の小説のためにコメントしてくださってありがとうございます。まだ好きでいてくれてありがとうございます。ぷぅ様、これからもこの小説をよろしくお願い致します。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、違うかもしれないですけど大好きな作者さんが頑張って書いてくれた素敵な作品をもし盗作されたらと思うと悲しいので( >Д<;) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - プロフの名前はくまたそです。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» これから確認し、内容次第作者様の方にご連絡差し上げようかと思います。わざわざありがとうございました。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yyyh/
作成日時:2019年3月10日 14時