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とあるお昼下がり、鬼塚教場総出で掃除をしていた時。
伊「鬼塚教場手を休めるな!とっとと掃除終わらせて飯にするぞ!!」
「オウ!!」
班長の一声に応えて大声が響く
もちろん私も言ったよ?小声だけど←
ぼーっと無心で箒をパタパタさせていると、隣でゼロと陣平が仲良さげに話してた
零「悪い松田、、、そっちのチリトリ貸してくれ!」
陣「おうよ!その代わり後でちゃんと、、、」
陣「返してく零!」
零「つまらん!2点!!」
ハハハハと笑い合う2人に、ヒロとお萩が掃除を続けながら言う
景「すっかり仲良しになっちゃったなぁあの2人、、、」
『お互いの事聞いて和解したみたいだよ?』
萩「まあ、、、陣平ちゃんの親友の俺としてはちと、ジェラっちまうねぇ、、、」
『親友って見られてんの?』
萩「親友だろ?な、陣平ちゃん!」
陣「うるせえ」
『わろた』
ヒロと苦笑いをしていたら、ちょうど移動途中の他の教場の人がお萩に話しかけていた
「萩原クーン!次の休みの日、ウチらの教場との合コン忘れないでねー!」
萩「ああ任されてー♪」
ウィンクしながら返すお萩にジト目する陣平と、興味なさそうな目で見るゼロ。
その3人を見て苦笑いする私とヒロも、すっかりこの状況に馴染んでる。
すると、そばにいた班長がいないことに気がついた。
「イケメンいっぱい揃えてよー♡」
「そこの金髪の外人さんとかー♡」
笑顔でお萩に言う女子生徒に、グイッと圧をかけるのは、さっきまでそばに居た班長本人。
伊「誰が外人さんだって?」
「あ、いえ、、、」
「す、すみません教官、、、」
「「し、失礼しましたぁ!!」」
圧にビビって逃げ出す女子生徒に、「教官じゃねぇっつーの!」と続けて言う班長。
まあ、それだけ貫禄があるってことだよね。
背もでかいし。(関係ない)
でも、班長がゼロのことを気にかけるのも無理ないか。
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作者名:ネイジェ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/topaazu/
作成日時:2022年6月15日 20時