また、めぐり逢う。

三角関係…涼太side ページ9

ﾌﾞﾌﾞｯ,ﾌﾞﾌﾞｯ.


涼太「もしもし、って丁度良いタイミングで電話かけないで下さいよ(笑)」


マネージャー「ごめんねー!一旦LDH の事務所戻ってきてくれる?資料渡すの忘れてね。」

涼太「了解です。すぐ戻りますねー。」


ﾋﾟﾋﾟｯ,ｶﾞﾁｬ,ﾊﾞﾀﾝ.


涼太「やっぱ無理してるよな‥。葵…。」



EXPGのボーカルスクールの同級生だった葵。


もうひとつ言うと僕の初恋。



葵が玲於と仲良くしてて、

葵は玲於と仲良く頑張ろうとしてる中、

葵は玲於が好きなんだって知ったとき、

その姿を見たら、




臆病な今の僕には何も出来ない、そんな気がして

この気持ちを、



ずっとずっと隠してた。




玲於がダンスで耀いていく度、
葵は苦しそうにしてた。


でも、僕には助けるほどの勇気がなくて


涼太「僕は、君の微笑んでる姿を空を見上げながら願ってることしか出来なくて。」


ﾎﾟﾀｯ、ﾎﾟﾀｯ。


涼太「僕が泣いたって変わらないのになぁ…(笑)」


ねぇ、君はまだ玲於に揺れてるの?


少しでも、


僕に可能性は無いの‥?



涼太「好きだよ。ずっとずっと大好きだよ。葵…。」


すぅ…はぁ〜…。


もう、臆病な時間は終わりだ。




まだ、まだ葵が揺れてる最中なら…

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